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万川集海の名前の由来【忍者の技と知恵 #12】

忍術秘伝書『万川集海』は伊賀・甲賀流の11人の忍者が極秘にしてきた忍者の技と知恵にその他の忍術流派の技も集め、良いものだけを厳選して、さらに日本や中国の名将軍の編み出した兵法や謀略までも集大成した忍術バイブルといえる書です。

忍者・忍術は奈良時代には存在するとされ、それが高度に発展したのは乱世である戦国時代。そしてこれが整理、体系化されたのは平和な江戸時代になってからでした。

争いごとの少なくなった江戸時代、忍者の技術の需要は低下し、幕府の下級武士として警備や警察の仕事が主となった忍者は、忍術を残すために秘技を文字に起こして後世に伝えることを決意しました。令和の僕たちがリアルな忍者の技と知恵に触れられるのは、この忍者のおかげでもあります。


【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。

万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。

🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇‍♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home