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教わる(受動)ではなく学ぶ(能動)。先人の知恵に習う学び【忍者の技と知恵 #392】

何かを新しく始めるとき、それは仕事、勉強、趣味何であっても最初にすることは教わるということだと思います。本を読む、人に聞く、誰かや何かに教えを乞い「ふむふむ、なるほど」と先人の知恵を借りて自分のものにします。

忍者は敵城に潜入するとき「合言葉・合印・合計」を敵から学びます。これらは敵味方を見分け、仲間であることを判別、確認するための作法ルールですが、忍者はこの作法を真似することで敵に味方だと錯覚させ潜入活動を行います。

敵に紛れるため忍者は「合言葉・合印・合計」を調べますが、敵に尋ねて教えてもらえるという簡単なものではありません。敵の姿をよく観察し、行動を見て学び、真似をして潜入を成功させます。

昔の職人は技術を盗んで覚えました。師匠の背中を見て、手伝いをしながら技を盗み、真似ることで技術を習得していきました。現在は”教わる”ということ(受け身な教育)が主流ですが、自ら価値を見出し、目で技を盗むようによく観察し、積極的に質問を投げかけ答えを得る”学ぶ(学び)”が、自らを強く成長させることになるでしょう。

敵の姿よく観察、行動を見て学ぶ


万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。

🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇‍♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home