浮いた財源は部下に還元、お金と信頼を循環させる【忍者の技と知恵 #194】
国や将軍は忍術を学び、兵法を理解して防衛策を立てしっかりと実行すれば、敵忍者の侵入はほぼ不可能になります。侵入されたとしても被害は一時的なもので、長期の平和は維持されるでしょう。
資金の無駄遣いを減らし、上手にやりくりすることで軍事費を含めた国の財源は十分に足ります。お金に余裕があるというのは精神の余裕も生み出します。浮いた資金で優秀な部下に褒賞を与えることもできるので、上司への信頼は厚くなり、敵忍者の付け入る隙は無くなります。
無駄遣いを減らし、財源を確保し、さらに余裕が生まれるのならそれを還元しなければなりません。貰い過ぎたものは返すという誠意によって、お金が信頼に変換されます。お金は通貨であり、循環させることで経済を生みますが、数値として測れるお金よりも、測りきれない信頼を循環させる方が大きな力になるのではないでしょうか。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
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