合図の勘違いに気をつけろ!忍者のアナログ通信技術【忍者の技と知恵 #55】
戦国・江戸時代の通信では松明による火の合図がよく使われました。忍者において松明は、照明器具であり武器でもあり通信アイテムでもありました。
松明の使用法はやはり照明がメインです。そのため合図として使用する場合は、照明なのか?合図なのか?が見分けられるようなシグナルを送らなければなりません。万川集海では、合図の誤認を防ぐために合図としての火は3つ灯すことが定められています。
手に入れた情報を正確に伝えるというのが大事ですが、それと同じくらい誤った情報を手に入れないようにすることも大事です。
【忍者の技と知恵】は毎週 月・水・金曜 朝8時ごろ更新!『図解 万川集海』を元に、忍者の技と知恵をお届けします。
万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。
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