人の警戒心を解き、信用を得るための、自分の見せ方を考える【忍者の技と知恵 #311】
警戒心のある相手に話を聞いてもらう、お願いを聞き入れてもらうというのは難しいものです。これは信用のある相手の話は聞くし、お願いを聞いてもいいと思わせる事ができることの裏返しでもあります。
反乱を起こしそうな人、戦いの火種になりそうな危険人物には平和な時から目を光らせ、ターゲットには監視役の忍者を近づけておく。これを「桂男の術」といいます。
主君に仕えていることを隠し、潜入のために本国から離れて都市部に住む忍者のことを「蟄虫」といいます。蟄虫は人の少ない田舎に住むと怪しまれ