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ご機嫌という選択肢

仕事の合間、休憩時間に書いています。Magic Keyboardの練習も兼ねて。


同じJIS配列のTouch Barの有無以外は同じキーボードのはずなのに、Magic Keyboardを叩いている時にだけ指が迷子になりがちです。なので下を向く機会が増える。首肩の違和感改善のためにKeyboardとスタンドを購入したのですが、一体どういうことでしょう。荷物が増えて、肩の負担は文字通り、右肩上りです。


deleteの距離感が合わないんだよな。右上の端っこを叩こうとして飛び越えちゃう。なんで?


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あ、ディスプレイとの距離が違うからか。手首のポジションも違うし。そうかMagic Keyboardの時は、周りになにもない分、手が無意識に広く取るんだな、空間を。だから机が狭いと手が混乱して、飛び越えちゃう。もう少し広いはずだと頭の方が勝手に思ってる。そうか、少し広めの机で、十分にキーボードの周りの空間を確保して…‥、あ、良い。そうか、この距離感か。


おお…。打てる。打てるぞ。打てるうううううううううううう!!!!!


まあいいです。というわけで試行錯誤は続きます。休憩時間なのに。


最近、息子のテンションが高くて驚きます。


近頃、我が家ではお世話になる園を変えました。これまで通っていた園も大変良くしてくださる所だったのですが、多様性を求めて少しだけ外へ飛び出してもらうことにしたのです。


そこに通い始めてから彼のご機嫌な時間がグンと増えました。これは想像もしていなかった変化でした。良かれと思って決めた転園ではありましたが、こんなにすぐに、しかも精神面で変化が現れようとは思ってもみませんでした。


今、日々妻と情報交換をして、その原因を突き止めようとしていますが、園の中のことまではなかなか掴めません。早速誰かと喧嘩して傷を作って帰ってくるくらいのことはしているので、ただただ幸せな時間が過ぎていくような状況でもないはずなのですが、それでもご機嫌の度合いは跳ね上がっている。なにかが性に合っているんだね…、としか言いようがなく、親はホッとするやら戸惑うやらです。


朝起きて、私を見るなり、へへ…と笑い「おぁよー」とか言う。これまで欠片もなかった態度です。e-bikeに乗れば、「はたらく車」や「ぞうさん」を適当に口ずさむ。「そ〜よ〜、かあさんもぉ、なぁががぁい〜よ〜」とのこと。その微笑ましさに、うっかり肩が強張ります。


つまらないことしか言えませんが、環境のせいでしょうか。環境が与えるものは存外大きい。存外でもないけど。これまでも別に悪いわけではなかったのですが、彼の中の更なるご機嫌モードを引き出す環境があるのだということを偶然知りました。


自分のことを思います。ご機嫌でいた方がなにかと良い。でも自力でご機嫌を取るのにも限界がある。こだわり過ぎて不機嫌になることも少なからずあるでしょう。でもそうなるくらいなら、少しだけ諦めてもいい、ご機嫌でいられる環境を選んだ方が、周りをご機嫌にすることはもちろん、結果的にこだわりの部分にこだわっても良い状況も巡ってくるのだと思います。


ちゃんとしていなければいけないこともたくさんありますし、避けて通れないこともいろいろありますが、なにかを判断する基準に「ご機嫌」を加えられたら、いろんなことが上手くいくような気が、しないでもありません。


では環境を選ぶために必要なものは。直感という名の筋肉。学びや経験が育てたそれは、きっと身体と繋がっています。例えば、楽をしている時の身体とご機嫌な時の体の違い、不機嫌な身体との違いを知ることはできるのでしょうか。


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