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☑午後の睡魔が強烈すぎる? そんなあなたはもしやナルコレプシー!?

※この記事は、投げ銭スタイルで全文公開しています。

はじめに

昼休みを終えて仕事場に戻ったら猛烈な眠気が。「しっかりしなくちゃ」と自分に言い聞かせても、どうしても眠い……。そういう状況って大変ですよね。ただ、眠いからと言って自分が深刻な病気だとは気づかないこともあるのではないでしょうか?

眠さを侮るなかれ! 実は、難病の疑いもあるのです。

※こちらは、過去にほかのお悩み相談サービスサイトに掲載いただいたガイド記事を、加筆訂正したものです。サービス終了につき著作権的な問題がなくなりましたので、保存の意味も兼ねてnoteに収録しています(__)

眠気という苦痛

当人は「眠い! とにかく眠すぎる!」という逃れがたい苦しみのなかで、真剣に睡魔とのバトルを繰り広げているのでしょう。

しかし、眠気というのは周囲に理解されにくい悩みですよね。

毎日のように猛烈な眠さに見舞われていたら、我慢だけでは乗り切れない日も出てくることでしょう。そのとき、職場の人からあらぬ誤解を受けて「何なんだあの勤務態度は!」などと怠け者扱いされてしまわないかと心配です。

昼間に強力な眠気に苛まされるのが常なら、そろそろ本腰を入れて対処しませんか?

眠気覚ましになる方法いろいろ

まずは、眠気覚ましになる方策を一通り試してください。

✔ スッキリ感が持続するガムを噛む。
✔ コーヒー・緑茶などのカフェイン含有量が多いドリンクを飲む。
✔ エナジードリンクを飲む。
✔ 額に冷却シートを貼る。
✔ まぶたや鼻の下にメンソレータムを塗る。
✔ 満腹になると眠くなりやすいので、昼食の分量を減らす。
など。片っ端から実行してみてください。

どれかが効けば、この先を読む必要はありません。

何をしても眠ければ「ナルコレプシー」を疑え!

あらゆる手立てを試しても何ら効果がない、どうしようもないほど強烈な眠気であるという場合は、ナルコレプシーという疾患の疑いがあります。

❕❕ ナルコレプシーとは過眠症の一種で、昼間に耐えがたいほどの眠気に襲われてしまうという、ミステリアスな脳疾患です。実は、日本人はナルコレプシーの有病率が世界で最も高い人種です

残念ながらナルコレプシーなら、先述のような方法をとっても症状の抑止にはつながらないのです。

眠さのほかには、興奮した時に体の力が抜けるという症状もよく見られます。強い眠気と奇妙な脱力、この二つが起きていればナルコレプシーの可能性が高いです。

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放っておくと大惨事に……!

ナルコレプシーの特徴は、時と場所を選ばず睡眠発作に襲われること。

✅ 患者の中には、思わぬアクシデントに遭ってしまう人もいます。

・重要な会議や商談でも眠ってしまうため、会社に居づらくなって退職。
・受験勉強中に眠ってしまうため、本人のやる気とは無関係に成績が低下、進路を断念。
・道を歩いている途中で倒れこんで、眠ってしまう。
・眠りながら階段から転落して、気づいたら骨折。
・車の運転中眠りに落ち、交通事故を起こしてしまう。

睡眠障害を放っておくと、こんなに危険なことも起き得るのです💦


実は、この最後の例は、わが身を持って経験したことです。つまり、私自身が車の運転中、暴力的なまでに強烈な眠りに襲われたことがあります。その時の状況では、自分のアタマの片隅で「危険だ」とわかっていてさえも、車を落ち着いて路肩に停めるということさえ困難でした。

何とか無事に家に帰りつきましたが、「一体あれは何だったんだろう?」と気になり出して、睡眠障害について調べることになりました。その成果をこの記事としてまとめているわけなのです。

私のケースはその時1回きりですので、おそらくナルコレプシーとは違う症状ですが、睡眠障害の怖さにふれました。


ただ、現代では、ナルコレプシーなどの睡眠障害の診断がつけば、薬を使った適切な治療や指導が行われます。一人で悩まないで、睡眠障害の専門医がいる医療機関(心療内科、神経科、精神科など)に相談してみてください。たとえその疾患でなかったとしても、健康指導を受けることで改善に向かう可能性がありますよ。


まとめ

いかがでしたか? 仕事や勉強が全然手につかないほど猛烈な眠さが毎日くり返されるようなら、お医者さんへ!


※過去にほかのお悩み相談サービスサイトに掲載いただいたガイド記事です。元サービスの使用に合わせて執筆したため、note上で見ると違和感があるかもしれませんが、何卒ご了承ください(__)

(多分更新日: 2015-01-09 21:32:50)


★参考URL

ナルコレプシー|e-ヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-043.html

休養・こころの健康 / 睡眠と健康 / 昼間の眠気 -睡眠時無呼吸症候群・ナルコレプシーなどの過眠症は治療が必要|e-ヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-002.html



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