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#武道
『蝦夷手の研究』感想文
澤井幸太郎『幻の拳法其の壱・蝦夷手の研究』
(楼村社・昭和6年)
うーん、まあまあ面白かったです。
これは、昭和初期に少年向けに書かれた本なのですが、まあ、なんというか、人を食った仕掛けのある本でして、表向きは澤井幸一郎という拳法家(柔術家)が大正の終わり頃、「蝦夷手」(えぞて)という幻の拳法をもとめて、東北、北海道から樺太、さらには沿海州(現在の中国黒竜江省あたり)まで遍歴すると
澤井幸太郎『幻の拳法其の壱・蝦夷手の研究』
(楼村社・昭和6年)
うーん、まあまあ面白かったです。
これは、昭和初期に少年向けに書かれた本なのですが、まあ、なんというか、人を食った仕掛けのある本でして、表向きは澤井幸一郎という拳法家(柔術家)が大正の終わり頃、「蝦夷手」(えぞて)という幻の拳法をもとめて、東北、北海道から樺太、さらには沿海州(現在の中国黒竜江省あたり)まで遍歴すると