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bosyuプロダクト日記(2019/12)

こんにちは。bosyuのプロダクトマネージャーの人です。先月に引き続き、今月もプロダクトマネージャー観点でみたbosyuチームの日記を書いていきます。誰からも反応がなくてニーズを感じていませんが、記録として残しておくことに価値があるので、誰かの参考になればと思いながら、主に自分のために記録しておこうと思います。

共有目的のミーティングをあえて増やす選択をした

10月〜11月は事業計画に合わせてプロダクトを前に進めることを優先しすぎたこともあり、チームの地盤がすこしグラついていました。冷静に考えれば、ここ数ヶ月でジョインしたメンバーが1/3を占めたり、プロダクトの方向性もここ数ヶ月で大きく変えてきたので、歪みが出て当然といったところでした。

月次の振り返りの際にもメンバーの多くが同様のことを感じていたこともあり、12月からはあえて共有目的のミーティングを増やしました。肌感としてはわりとうまくワークしている気がするので、そのうちノウハウを共有できればと思っています。

【メモ】
・中にいると歪に気付くことがどうしても遅れてしまう
・気付きのタイミングを早める仕組み化は大切
・共有目的のMtgが悪という風潮は変えていきたい

時間軸を意識した上でプロダクト開発を進めていくことは非常に難易度が高いことを再認識した

bosyuは、遠くの未来の話と、今の話と、ちょっと先の未来の話が複雑に絡み合って、時にはそれらが相反する行動を生み出すようなプロダクトです。BtoB SaaSなどであれば、今の課題と将来の課題が大きく異なるようなことは稀で、基本的には日々の延長でプロダクトを育てていくことができます。

とはいえbosyuの場合は、将来目指したい姿と今の姿が大きく乖離しており、さらには将来に向けての登り方もインクリメンタルな感じではなく、ロジックジャンプを繰り返す形で事業を組み立てようとしています。

それゆえに、今この瞬間の行動がどこに繋がっているのか、何を目的としているのかを理解することの難易度が非常に高くなっています。

とはいえそれらの背景を理解した上で動かなければ色々な矛盾を生み出してしまうので、新しいメンバーにはオンボーディングを手厚くしたり、既存のメンバーにも可能な限り細かく戦略/戦術/それらの変化を説明しています。

【メモ】
・外部の方とやり取りする時が非常に難しかった。精進したい。
・日々のコミュニケーションに事業の話を気軽に盛り込む力が重要
・時間軸ジャンプをジャンプして話せることは、一種の能力かも

気付けば機能がリリースされるようになった

8月〜11月は無理やり事業の方向を変えることを優先したこともあり、どちらかといえば一極集中型でプロダクトマネジメントを行なっていました。とはいえ人数が増えてきたことや、考えることが好きなメンバーが多いこともあって、12月からは少人数のチームに分け、それぞれに権限を委譲する形のチーム運営にトライしていました。

進め方についてまだ手探りではあるものの、先日リリースしたbosyuをさがす機能などは、事前のリサーチからリリースまで、ころちゃん/めろたんに任せていたらいい感じに進めてくれていました。来月リリースされる機能も、色々なメンバーに任せていたらいい感じに進んでいました。非常にありがたい話だなあと思ってみていました。

【メモ】
・プロダクトマネージャーの役割が不要なチームにしていきたい
・それでもプロダクトのコアがしっかりしたプロダクトにしていきたい
・全員が判断に迷わない基盤をきちんと作り上げておきたい

12月のひとこと

なかにいると日々の変化がゆっくり進んでいくのであまり気づきませんが、ふと振り返ると今年のbosyuチームはたくさんの出来事があったなあと思います。

そもそも1月時点ではエンジニア(兼務)、PdM(副業)、デザイナ(パートタイム)くらいのチームだった記憶があるのですが(そもそも私もいなかった)、今では諸々含めて15人くらいのチームになっています。そのうえ、分社化したり、ピボットしたり、旧メンバーからの入れ替わりや、プロダクトとしても大きな決断をいくつもしてきたように思えます。

大きな売上もなく、まだまだ本格的に走り始めたばかりのチームではありますが、ユーザーさんと真摯に向き合い、彼らに対してできること、そしてよりよい社会にしていくために私たちが出来るアプローチを磨き込み、ひとつでも多くの幸せを生み出すことを、2020年はbosyuチームとして実現していきたいなと思っています。

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P.S. 2020年は珍しく人と会おうと思っている中の人のアカウントがこちらです。ランチやお茶のお誘いは歓迎ですし、事業やサービスの話がしたい人も是非!



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きゅーい / koyo
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