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bosyuプロダクト日記(2020/01)

こんにちは。bosyuのプロダクトマネージャーの人です。先月に引き続きbosyuのプロダクト日記を書いていきます。プロダクト作りに興味があるユーザーさんなんかに読んでいただけたら嬉しいなと思っています。

大きな分岐点となった報酬付きbosyu

bosyuに報酬を設定できる機能を追加するという、bosyuとしてはひとつの大きな分岐点となるリリースを行いました。詳細はこちらのnoteに記載していますが、採用中心だったbosyuとの決別かつ、「仕事未満をしごとに変えていく」というbosyuとしての新たな一歩を踏み出した形です。

雑に言えばCtoCのエスクロー取引の機能を追加しただけなのですが、それ自体も規約面の調整やプロダクトの作りとしての色々な考慮があったため、短期間で無事にリリースできたことは何よりです。

ユーザーさんからの反応や数値面での成果も着実に良いものが出てきているので、この波をどうやって広げていくかが私たちとしての次のトライです。

【メモ】
・たくさんのユーザーさんが自分らしいbosyuを出されていたことが単純に嬉しかった
・規約の調整等、単純な開発以外でリソースを使うことが多かった
・短期間でリリースまで持っていったエンジニア勢はさすがだった

60点から80点を目指すフェーズに

報酬付きbosyuのリリースは、リリースのタイミングを優先したこともあって、正直なところ60点(致命的なバグ等が発生せず、最低限使えること)を目指して開発を行なっていました。

とはいえそれでは使い勝手が良いものといえないため、現在は80点(一般的にみてストレスなく使うことができ、専門家の視点で見ても大きな問題がない状態)を目指すための改善を繰り返すフェーズに入っています。

最初から80点以上を目指す開発を行なっても良かったのですが、時間的都合や既存機能との統合などを考えると、一旦は最低限のレベルでリリースすることを優先するという選択をせざるを得ませんでした。

【メモ】
・60点を目指すことがチーム内で共有できていたことは良かった
・12月後半〜1末にかけて100件程度の改善を行えたのは素晴らしい
・精度をあげる場合は別の戦い方になるので頑張って切り替える

中・長期戦略をようやく定めた

2019/8にピボットを決めた時点では不足している情報が多かったため、実は2020/3までの戦略しか立てていませんでした。そのため、ピボット後の期間を使って中・長期の攻め方を考えていくという決定だけしていました。

その後、いくつか立証したかった仮説が立証できたこともあり、ようやく中・長期戦略を定めました。

この戦略には、私や石倉さんといったビジネス側の人間だけでなく、全メンバーの意見や考えが存分に詰まっています。

エンジニア、CS、デザイナー含め、建設的な議論をもとに全員で前に進められていることは、他のチームにはない大きな強みだと思っています。

【メモ】
・無理な戦略を引かず、目の前のことにフォーカスしたのは正解だった
・仮説の数が初期では足りなかったと思うので、精進したい
・15名くらい(リモート含む)で建設的な議論が出来ていたのはすごい

1月のひとこと

個人的には未来のことばかりを考えていた1月だったので、抽象的な話ばかりをしていて、これといった手触り感のあるアウトプットを出せていなかったりします。

まあある程度の人数がいるチームのプロダクトマネージャーってそんなものだと思うので、目の前のこと以外にもフォーカスできるようなチーム状況になったことに感謝したいなと思います。

とはいえここからはバリバリ改善フェーズではあるので、ごりっと進めるところはえいっとやっていこうかなというお気持ちです。

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P.S. 英語を今年こそ頑張ろうと毎年言っている中の人がこちらです。プロダクトの話をたまに呟いていますので、よければフォローしてください!


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