はじめてエンジニアを採用する時の3つのポイント
CASTER BIZ recruitingでエンジニア採用の支援をしているkoyoです。
本業がプロダクト側の人間ということもあり、個人的にもエンジニア採用について相談を受けることが多々あります。その中でも特に多いのが「はじめてのエンジニア採用」についての相談です。
今回は私が過去に受けた相談をもとに、はじめてエンジニアを採用する時の3つのポイントをご紹介いたします。
1. 事業の魅力を「エンジニア」に伝わる形で整理する
エンジニアとビジネスサイド(特にセールス出身の方)は別の人種のように思えますが、同じ人間です。ゆえに、まずは他人に対してきちんと伝わる形で事業の魅力を整理しましょう。
その上で、「あなたにとってこのような面白さや魅力がある」といった話を伝えていきましょう。
(個人的なお気持ち)
自分のやりたいことだけをひたすらに語ってくる経営者の方がいますが、個人的には非常に印象が悪いです。こちらの気持ちは完全に無視して話してきますからね、彼ら。私があなたに対して何ができるかという目線で語ってくれる経営者の方は信用できるなと思って見ています。
2. 「日本語」での会話力/文章力を見る
採用したエンジニアと話すのはあなたです。とすると、エンジニアリング力そのものよりも、あなたときちんと会話ができるかということが重要になってきます。
例えば、何かサービスを作ろうとした時に仕様の話をしたり、それだけでなくサービスの将来の話をする時に使う言葉は、JavaでもRubyでもなく日本語です。つまり、プログラミング言語が書けることよりも、あなたと日本語でしっかりコミュニケーションが取れることの方が大切です。
この部分はエンジニアリングに関する専門的な知識がなくても見極められる部分です。たくさん話したり、彼らが書いた文章を読んだり、あなたの書いた文章を読んでもらったりしながら、お互いのコミュニケーションがしっかりと取れるかを見極めていきましょう。
3. 知り合いのエンジニアを巻き込んでスキルの判断をお願いする
コミュニケーション部分についてはビジネスサイドの人間でもある程度見極めることはできますが、ビジネスサイドの人間だけでエンジニアのスキルを見極めることは不可能だと思ってください。
そのため、知人のエンジニアさんなどにエンジニアリングスキルの見極めを依頼する方が良いと考えています。
あるあるなのは、下記のようなケースです。
・コミュニケーションはしっかり取れるが、実装力不足でサービスをリリースすることができなかった
・スキルの前評判は良かったが、実際にはチームメンバーに恵まれていただけであり、実際は手が全然動かなかった
これらはお互いにとって悲劇となり得るため、自身の力を過信せず、素直に第三者の意見を取り入れることをお勧めします。
まとめ
はじめてのエンジニア採用は、これから生み出すサービスへの期待で前のめりになりがちですが、相手も同じ人間です。敬意を持って、そして何よりも誠実に採用活動を進めていきましょう。
また、社内にエンジニアがいない状況などにおいては外部の力も積極的に活用し、自社だけでなく候補者の方にとっても良い採用活動/転職活動となるようトライを続けていきましょう。
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