bosyuプロダクト日記(2019/9)
こんにちは。bosyuのプロダクトマネージャーのkoyoです。
bosyuというプロダクトがどのような考え/背景で作られているのかを伝えていきたいなと思って、bosyuのプロダクト日記をはじめることにしました。
bosyuさんが毎月書いてくれているbosyuリリース施策まとめの舞台裏みたいなnoteです。できるだけ毎月書いていきたいなと思っています。
ひとまずbosyuでやりたいことを整えた
私がbosyuチームにジョインしたのは2019/8からです。この時点ではbosyuとしてやりたいことが大きくブレていたので、まずはその辺りを整える事に注力しました。ここにはある程度の時間をかけ、最終的にコンセプトに落とし込み終わったのは2019/9の上旬頃でした。まる一ヶ月くらいですね。
全員で考える事に意味があると考え、開発の手を少しストップして全員で議論をする時間を多めにとりました。この選択自体は賛否あるかと思いますが、今の所はかなり良かったのではと思っています。
その中で見えてきたことや、bosyuとして進みたい方向性などはこちらのnoteでまとめていますので、時間の許す方は読んでいただけると嬉しいです。
【メモ】
・なんとなく運営していると陥りがちな罠にハマっていた
・外部の人間が入るタイミングだとこの辺りはリセットしやすかった
・全員での議論は本当に大事。積極的に議論に参加できるチームは素敵
効果測定のノイズを消すために、細かいUI改善を行なった
コンセプト作りと並行して、現状のbosyuの課題出しを行いました。そこで見えてきたのは、UI面や基本的な挙動面で問題となる部分が目立ち、大掛かりな施策を入れたところで効果測定が正しくできないという事実でした。
そのため、ぱっと見で是非の判断できるUI上の問題/機能上の問題を洗い出し、それらを徹底的に倒すということに2019/9は開発チームの時間を費やす事にしました。
結果として月間で7-80件程度の改善を行うことができ(この中には内部的に大きい改善も含むので、目に見えない部分も多いのですが)、施策の効果測定におけるノイズはかなり消すことができたと思います。
もちろん、募集の一覧が見れないなどなどわかりやすい問題は抱えたままなのですが、それらに立ち向かっていくための準備が整え終わったなといったところです。
【メモ】
・細かい検証を行わなくても是非が判断できる課題は早めに倒すべき
・具体的な解決策はエンジニアのメンバーに頼り切った。神。
・UIの問題を向き合う中で、結果として今後の施策も見えてきて助かった
効果測定ができる体制を整えた
これまでは感覚ベースで議論されることが多かったため、上述のUI改善と並行して効果測定ができる体制を整えていきました。
具体的にはRedashを利用してプロダクトの各種指標のダッシュボードを整えたり、主要指標をSlackに自動で流れてくるようにしたり、ヒートマップを導入したり、ユーザーの行動を追うためのログの仕込みなどを行ないました。
エンジニアの工数をここに積極的に投下したこともあって、2019/9だけで効果測定ができる体制を十分に整えることができました。
副次的な効果として、施策などを考えるにあたって数値ベースで話をする癖がチームに根付いてきたように思えます。非常に良い話ですね。
【メモ】
・地味な施策を意欲的に取り組んでくれたエンジニアさんマジで神
・数値を見て分析してくれる育休中メンバがマジでありがたい
・数値が日々流れてくることで得られる気づきはかなり大きい
9月のひとこと
bosyuが創りたい未来に向けての仕込みに積極的に時間を投下したのが2019/9でした。チームのマインドとしても数値ベースで物事を見る癖がついてきたり、各施策のWhyをきちんと深掘りできるようになってきたりと、良い方向に進んでいるような気がしています。
プロダクトに直接関わる人たちだけでなく、PRやサポートのメンバーなどもプロダクトについて積極的に意見を出してくれる状態になっており、非常に良い話だなと思っています。
10月以降はどちらかといえば大味な施策を入れていく予定ですので、今後のbosyuにご期待いただければと思います!(プレッシャーを自分でかけておく)
P.S. 中の人のTwitterでもたまにプロダクトの話をつぶやきますので、よろしければ。
まいにちのご飯代として、よろしくお願いします。