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わたしは、迷いすぎて結局ランチ自体を諦めました。

Twitterで身に覚えのある内容をお見掛けして一気に読ませていただいた、おがたちえさんの「HSP(超敏感な人)あるある」シリーズ。自分にも当てはまるもの、当てはまらないもの、色々あったけれどこの「傾向」があるのは間違いない気がするなぁ…と思いつつ、似たような人が5人に1人もいるらしいことに驚いた。

公開されている分をひととおり読み終わったあと、もうちょっと知りたくなって「HSP」で検索をして色んなサイトを流し読み。「他の人はそんなに気にならないこと」が具体的にわかって少しスッキリ。本も探して読んでみたい。

使っている柔軟剤の匂いや階段を上る足音で同僚の判別がつくだとか、電化製品を壊したことはないけれど、隣の部屋のテレビがついている気配を感じるだとか、一般的にはあまり気にならないことなのかもしれない。

小さい頃、寒さ対策なのか母親が買ってくる袖にリブのついた服がたまらなく嫌だったこととか、マニキュアを塗った爪の皮膚呼吸(しているのかどうかは知らないけれど)できないような感覚がどうしても好きになれないこととか、コンタクトよりも眼鏡のほうが落ち着くこととか、理解してもらいにくいと思っていた感覚も、もしかしたらこのHSP由来なのではないかと思ったりしている。

慣れればわりと平気なこともたくさんあるとは思うけれど、その「慣れるまで」が普通の人の1.5~2倍はかかる気がする。場合によってはもっとかもしれない。小学生のときはクラス替えや席替えのたびに熱を出し、どうして他の子たちは平気なのか不思議で仕方なかったことを思い出す。

今も人混みや大きな音、強い光は得意ではないし、良くないニュースや映像なんかも苦手だ。テレビで大きな声で怒鳴ったりしている人を見るとチャンネルを変えたくなる。生きづらいなぁ、と思うことばかりが目について、外に出る気力も失せてしまって引きこもりたくなるときもあるけれど、すごい景色や絵に逢えて感動して鳥肌が立つような、涙が出そうになる体験があることも知っているから、なるべくそういうものに囲まれて過ごせたらなぁ…と思うばかり。

ほんと人間ってめんどくさい、と思いつつ、感動させられるものを作っているのもまた人間だったりするよなぁ…と思い出して、複雑な気分だ。

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