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吃音と倒置法

倒置法なんて、
誰かとのおしゃべりの時に使わないでしょ~🐤
と思った方、正直に手を上げてください…

はい、それでは手を下ろしてください🙌笑

実は倒置法を駆使したちょっとお洒落な話し方って、
吃音にうってつけなんですよね!

吃音は、話したい時に、話したくて頭に浮かんだ言葉が発声出来ない。

頭の中には浮かんでいるのにですよ…これ悔しいんですよね。
でも、第一声が出ると後に続く言葉は
流れで話せる事もあるんです。

要するに、第一声をとりあえずクリアしてしまえば、少しは楽になるんですよね。

そこで倒置法をどうやって活用するか。

例えば、

こんにちは!良い天気ですね☀

たかしです、よろしくお願いします。

という言葉を話したい、
だけど、
こんにちは!の“こ”が出てこないかもしれない、もしくは話したい直前に発声できない、
となったなる。
そういった時に倒置法を使います!

先ほどの離しにくいとおもった文を…

良い天気ですね☀こんにちは!
よろしくお願いします。たかしです。

にする。
これだけです笑

でもこれだけなのに、何故そんなことをここで書くの?と思う方も居るかもしれませんが、
わざわざここに書いたのは、これを頭のなかに植え付ける為なのです。
植え付けるというか、簡単にいえば
「あ、そういえば倒置法…今使ってみようかな!」
と、この記事を読んだ記憶毎、
いざという時にこの方法を思い出せるて、活用できるように書いているのです。

たまに飲食店🍴等でも、
メニューの看板やポップに
「おつまみにも!」 「お子さまにも!」
と書いてある事ってありますよね?
それも、“そんな事書く必要ある?” “知ってるよ!”
と思うかもしれませんが、
これも私がこの記事を書いている気持ちと同じで、お客様に
「その選択肢もあったか!」
「あ!子供もこのメニューすきかも!」
「なるほど!おつまみにも良いのか!」
と思ってもらえるようになんですよね。


少し話を戻します笑

吃音って、発言前に話したい内容よりも一番に、
「話せるかな…」 「声が出るかな…」
という事で頭がいっぱいになってしまうんです。

しかも最終的に伝わればよいのに、
意地でも、
「たかしです。よろしくお願いします。」と
“たかし”と自分の名前を先に言わないといけないといけないという気分にかられるんです。

この、「話せるかな…」という気持ちにひっぱられて、自分に対して融通がきかなくなってしまうんです。

だから、当事者として敢えてこのように、
“倒置法でいけるぞ!!”とここで書きしるし、
これを見てくださった読んでくださった、
吃音の方やそうでない方にも、
今一度、
“話せなければ倒置法に直せばよいんだ!”
と頭の片隅でもよいので覚えていただきたいのです。

要するに、一種のマインドコントロールみたいやものですね笑

吃音がある人達って、
真面目な人達が多いんですよ。
第一声がでないかもしれないけど、
この話し方、この言葉、この文章
で話さないとだめだ…と思ってしまっている。

でも実際、
自分の頭の中にある言葉を伝えるという事って
学校の試験みたく、
“四角にあてはまる言葉を書きなさい”のような
答えがひとつ、
つまりこれ以外(この伝え方しか)ダメという決まりはないです。
是非、会話にも“倒置法”を駆使して、
出やすい言葉を文の頭に持ってくるようにして話してみるのも良いですね!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



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