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20キロ痩せた話

誰でも一度はしたことがあるであろうダイエット。こうしたらいい、とかアレを食べると瘦せる!とかそんな情報は日常にあふれている。
かく言う私もいわゆるダイエッターでおいしいものを食べに行くのは大好きだが実は過去の教訓から普段の食事はかなり気を使っている。


デブでもなければガリでもない、いわゆる標準体形で育った私だが二十歳を超えてお酒を飲むようになった頃、体形に変化があらわれた。
当時付き合っていた彼は飲食店の料理長で、彼の作る料理は本当においしかった。いっぱい食べる君が好き!なんてどこかのCMで聞いたことのあるようなセリフだが彼はまさにそのタイプで、休日は食材を買いに市場に行き(伊勢海老の鍋なんて家で食べたのは後にも先にもこの時だけである。)帰りはレンタルビデオ店でDVDを借り、だらだらと一日中食べながらお酒を飲む生活をしていたので当たり前だ。白状すると3年で20キロ太った

彼と付き合っているうちはどんなにデブでも愛想をつかされないので良かった。それにもう既にデブなので、太っちゃうからなんてことは気にせず美味しいものを好きなだけ食べれる生活は私にとって最高の日々だった。
が、そんな生活も5年を越えた頃、彼と別れて終わりをむかえる。残ったのは醜い身体だ。こんな身体では次に出会いなんてなかなかないし、誰とも付き合えるはずがない。運動は嫌い、食べ物も我慢したくない、文字通りのわがままボディになっていた。

痩せなければ、と思いつつも行動に移すことができずにそれから半年経った頃転機は訪れた。腰痛だ。太りすぎて腰が痛くなった。前にかがむことも辛く、立っているのがやっとであった。病院には行ったが改善されるはずもなく、身体が資本な仕事であったためにこれはまずい、と危機感を覚えすぐにジムに入会した。

一人で頑張れる性格でもないため、お試しで安くなっていたパーソナルトレーニングに申し込んだらこれは私にとてもあっていたようで(トレーナーさんがめちゃくちゃイケメンだったから頑張って通った笑)食事制限を厳しくしていたこともあって1年かけて彼と出会う前の体重に戻すことができた。

正直、食事制限もきつかったがジムが本当にきつかった。お金かけて筋肉痛になりに行く。何してんだと。『瘦せてる~~~!!』って感覚は確かに得られるが動き回る仕事なので、仕事にならないくらい全身が痛かった。時折うめき声をあげながら仕事していたと思う。トレーナーがイケメンじゃなかったら間違いなく続かなかった。ついでに私のお財布もなかなか頑張った。トレーナー高いよ。昼のホスト。

やせるためにしたこと
・パーソナルトレーニング週三回、1回90分。
・日々の食事制限。千切りキャベツ、ノンオイルのツナ缶、鯖の水煮缶、豆腐、納豆、ゆで卵。主に食べていたのはこれ。
この生活を1年。ジムにかかった金額3桁万円。もう二度と太りたくないと思うので、今も平日は低カロリー高たんぱく低糖質を心掛け、普段は自炊、外食はあまりしていない。

ちなみに痩せてすぐにモテ期が来て無事彼氏はできた。
好きな洋服が着ることができておしゃれも楽しい。
もう二度とあのやる気(お金)は出せないから太ることはできない。


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