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一日こどもレストラン⑦ 〜いも掘り、スイートポテトづくり〜

こんにちは、河合塾きっともっと保育園の土井田です。

今年度、きっともっと保育園では、子どもが①メニューやレシピを考え→②食材を調達し→③つくり→④ふるまう、という、「一日こどもレストラン」を実施します。

今回は、「一日こどもレストラン」企画のなかの、「いも掘り(畑仕事)」「スイートポテトづくり(食育活動)」をご紹介したいと思います!
(企画の全体像は↓↓↓からご覧ください)

いも掘り、スイートポテトづくりの目的

「畑仕事」全般にいえることですが、いも掘りの目的は、主に2つです。
①「育てる」ことを通して、野菜に愛着を持ち、ひいては「食」への興味を深める
②「生産」することへの喜びを感じる

スイートポテトづくりの目的は、主に3つです。
④皮をむく、つぶす、混ぜるなど、五感を使って楽しむ。
⑤スイートポテトを成形するなかで、好きな形を表現する。
⑥計量することを通して、数や量の概念に触れる。

いも掘りの様子

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みんなで大切に育ててきたお芋を掘りました。
子どもにとって、いも掘りはまるで宝探しです。
みんな、「あったよ!おおきいよ!」と熱中しながら取り組んでいましたよ。

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採ったさつまいもを、小さいものと大きいものに分類してみたり、数を数えて、どれだけ採れたか競ってみたりする姿もみられました。

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途中、コガネムシ(?)の幼虫を発見して、みんなで観察したり、アーバンファーマーズクラブの瀧岡さんと一緒に育てている白菜のお世話をしたりと、ゆったりとした時間を過ごしました。

スイートポテトづくりの様子

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まずは、たわしでさつまいもの皮をむいていきます。
徐々に水が紫色に変わっていく様子を楽しみながら、黙々と取り組んでいました。

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その後、給食室で茹でておいた、さつまいもの匂いをかいだり、手でつぶしながら、匂い、感触を楽しみました。

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3歳児クラス以上の子どもたちは、砂糖や牛乳などを計量して、つぶしたさつまいもに混ぜていきました。

3歳児クラスの子どもたちは、ちょうど、教育プログラムで数字について学んでいたので、キッチンスケールに表示されている数字も、スムーズに読み取ることができていました。

一方で、砂糖を5グラム取り出したいところ、7グラムになってしまったときに、砂糖を足そうとする行動も見られました。

先生が「5は7よりも小さいから、少し減らしてみて」というと、少しずつすくい取って修正していましたよ。
(4、5歳児クラスの子どもたちは、自分で考えて、調整できていました!)

また、おおまかに計量した子どもは、水分量が多くて、うまく成形できず困っている様子でした。
一連の経験のなかから、それぞれ学び取るものがあったのではないかと思います!

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そして、最後は、みんなで美味しくいただきました!

※ご参考)一日こどもレストランの他の記事


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