見出し画像

昼職と飲み屋と、それから風俗。堕落した私。

私は常に自由に生きたいと思っている。

それを強く思ったのは高校生の時からで、全日制で校則の厳しかった学校から何もかもが自由な学校へ転校した。

そこでは休みながらもきちんと授業に出て単位を取得し、卒業した。

高校を出てからはずっとフリーターで、何も成せぬままここまで来てしまった。

アラサー、職歴なし、資格なし。

先への不安はあれど私には誰かに尻尾を振って生きるのは向いてない。

だから、これでいいのだ。いつ死ぬかもわからないんだから。


初めて夜の世界へ入ったのは19歳の時にガールズバーで働いた頃。

高校を出てから働いてたアパレルを辞めてお金が欲しかったのと、ただ単純に、どんな世界なのか知りたかった。

想像よりも楽だった。太ってたけど若いというだけでチヤホヤしてくれるし、たくさん飲ませてくれる。

そこから私はほぼ全ての期間を夜職で生計をたてていく。


20歳になり、お酒を飲む機会も増えた。私は興味本位で歌舞伎町へ行く。

初めて行ったホストにどハマりして、短期間のうちに金を使いまくる。

チヤホヤされて楽しくて、酒飲んで頭を空っぽにする快楽が私を離さない。

そこから約3年、ホストに通い続けた。途中担当は変わったけどそれでもやっぱり楽しかった。

飲み屋だけじゃお金が足りなくなって、風俗を始める。最初はなんにも感じなかった。短い時間でお金が手に入るのは気持ちよかった。

しかし徐々に気持ち悪さが増してゆく。体を触られるのが、下心が、汚い男が全部気持ち悪い。今思えば担当もめちゃくちゃ気持ち悪いけど、当時は担当にガチ恋してたからイヤイヤ出勤して稼いだ。

メンタル的に限界がきて実家に戻る。母には相当苦労をかけた。

そこから昼職に戻るものの、HSS型HSPという特性ゆえに何事もすぐに飽きる・もしくは仕事を任されすぎて潰れる。半年も続かない事が多かった。

こんな有様なのでもちろん正社員になる選択肢はない。

そうして職を転々としながらまた飲み屋や風俗も始める。お金が欲しかった。けれど続かない。頑張る目標がないから余計に。

昼職も夜職も転々とする日々を過ごして早数年。今度はコロナ禍。

昼職も上手くいかず夜職も稼ぎにくくなる。適当にやってお金がもらえる時代はとっくに過ぎ去った。若さも失われていく。

今の気分は、消えたい。私の存在をなかったことにしてほしい。


刺激が足りない日々は嫌。

だけど刺激が多すぎるのも嫌。

どうやって生きていたら満足なのか、自分でもわからない。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?