躁鬱(双極性障害)の人向け 楽しさのど真ん中を指し示すもの
世の中はたくさんの楽しいことが溢れていると思います。鬱で寝込んでいた時や、少し回復した頃の自分には、とてもそう思えなかったですが。
人によって“楽しさ”は違うのですが、わたしが感じる“楽しさ”は言葉にすると、こんな感じかな、と最近思ったことを書きたいと思います。
先日、美容室に行った時、美容師さんと遊びの話になりました。この方のお子さんと、うちの子どもが同学年なので、どんなことをして遊んでいるか話すんです。
「お正月にキャンプに行ったんですけど、子どもがアニメのゆるキャンから情報得て、着火剤用に松ぼっくり集めていきました。アニメのまねして、パスタも作りましたよ」
「わぁ、それ楽しそうですね、火着きましたか?」
と、思わず質問してました。
マッサージに行った時には、担当の方が、
「お正月に実家に帰ると、餅つきやるんですけど、お母さんが、辛味大根のお餅を作りたくて、事前に大根植えるんです」
「お母さん、準備早いですね笑」
と話が弾みました。
話ていて、楽しいと感じることって、自分の中の“楽しさ”が刺激されているときだと思います。
上の話は、どちらも買えば済むものを、わざわざ、集めに行ったり、育てたり。
わたしも、わざわざやろうと企む時間、やっている時、次はこうしてみようかな?と考えてるときが楽しくて、同じようなことをよくやっています。
例えば、買えば済むのにこんなことしてます
みかん狩りに行く
かいわれなどのスプラウトを育てる
しいたけを育てて、干し椎茸にする
チューリップとヒヤシンスを育てる
リーフレタスとほうれん草を育てる
磯遊びで生き物を見る(水族館でもみれるのに)
葛のつるで小さなカゴを編む
チューリップもお花屋さんに行けば、切り花が手に入るし、育てる必要ないんですが、何でこんなことをしているか考えてみると・・。
わたしの中に“楽しさの核”みたいなものがあって、それが、過去見ていたものに影響を受けている気がします。
父は、自然が好きで、鮎を釣ったり、家のベランダに小さいビニールハウスを作って、植物を育てていました。
鮎釣りの時に使う網は、自分でどこかから木を入手し、曲げたりくっつけたりして作っていました。
母は、刺繍、編み物、籐のカゴ編み、銅板をつついて絵にする何か?みたいなことをしていました。
わたしが楽しいと感じるのは、自然と関わる、知らないことを知る、簡単なものを作ってみる、あたりなんだと思います。
買えば済むものを作ってみると、必ず新しい発見があります。
消費型の楽しみは、結構たくさんあると思います。「バッチリ用意しましたので、楽しんでください」のような、あと遊ぶだけ、といったように。
これを少し生産型の楽しみに寄せると、わたしの場合は元気でいれられるし、飽きないです。
わたしの楽しさのど真ん中を指すキーワード
自然
作る
過去に馴染みがある
生産型
観察・発見
狩る
あたりだと、思います。
暖かくなったら、またウミウシ見にいきたいです。
みなさんの楽しいは、どんなことですか?まだ寒いので、家でできる+自然のアイデアがあったらぜひ教えてください。
暖かくしてお過ごしください、お読みいだたき、ありがとうございました。
読んでいただき、ありがとうございます サポートはチューリップの球根・野菜の苗の購入に使わせていただきたいと思います。