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躁鬱(双極性障害)の人向け 病気か体質かはどっちでもいい
病気か体質かで悩んでいる時には、何か困り事が起きていると思います。体を車に例えると、意思とは関係なく、高速が出てしまう、あるいは反応がないときがある、など。
そういった現象を病気とするか、体質とするか、にはほとんど意味がないと思っています。なぜなら、定義によって問題が解決するわけではないからです。
むしろ、問題解決のために、一度病気と決めつけてしまった方が、情報にアクセスしやすかったり、対策が立てやすい場合もあるかと思います。
私の場合は、症状が重くて、病気以外説明がつかないものなので、自分でも病気だという認識があります。
ただ、病気であること自体はどうでも良くて、「自分はどのように暮らしていきたいのか?」と問いかけると、「周りの人と仲良く楽しく暮らしたい」という思いがあります。
これが、私の中心にあるものです。
「じゃあ、そのためにはどうすればいい?」と問うと、「周りの人から信頼してもらえる自分でいたい」
「そのためには何をしたらいい?」と聞くと「自分の体に常に向き合った方がいい」
「具体的には何をしていくの?」
これ以降の答えは、何度も書いてきましたが、
病気の正しい知識を学ぶ
自分の波が小さくおさまるための、生活の仕方を設定する
体調が悪くなりそうな時の対処法を持つ
体調が悪い時の過ごし方を考えておく
常に物事の量を把握し、調節する。
自分の体に向き合うことを強く意識するようになったのは、ドン底を耐えてくれた人や、心配してくれる友達がいたからです。
友達は「何かおかしいな、と思ったら夫さん(私の)連絡するね」と言ってくれ、病気を理解してくれています。
なので、そういう人から信頼してもらえる自分でありたい、という気持ちがモチベーションになっていると思います。
治療というと、病院を受診するとか、薬を飲むイメージですが、それだけでは良くならず、実際には車の運転を覚えるように、決め事を守ったり、危険を予測したり、走り方の工夫など、練習していくものだと感じています。
そして、練習は短いスパンではなく、季節ごとの生活パターン、といったように同じ季節を何度か経験しながらになることを考えると、長いスパンで続ける必要があるのだと思います。
最後に、病気か体質か?で始まった記事ですが、他にも躁うつ、双極性障害、双極症、精神疾患、精神障害など、色々な言葉が出てきますが、言葉に囚われず、ありたい姿を考え、そのために必要なことは続けていきたいと思います。
読んできただき、ありがとうございました。
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