もっとサウナに行こう 3月3日(日)
ホテルのベッドで、6時半ごろ目が覚めた。昨日は22時前には寝ていたと思われるので、9時間近く寝ていたことになる。窓のオーシャンビューからは、もうすぐ日の出の空の色が変わり始めていることが見て取れた。昨晩は着替える間もなく寝落ちしたため、上着さえ着ればすぐに外にでることができる状態だった。日の出を見に行こう。
少し曇っていたが、海岸線の先、青島と呼ばれる島の上に、日の出を見ることができた。この青島は古くから地元の信仰の対象とされ、日本神話にも登場するらしいが、なるほど神々しいものだった。ホテルに戻ろうと振り返ると、大半の部屋の窓から宿泊客が日の出を見ていた。窓から見るより直接見た方が朝の空気感も合わさってより良い体験だったと思う。少し得した気分になった。
朝ごはんのビュッフェを食べた後、昨日入り損ねた風呂に入ろうとホテルの冊子を見ると、どうやら清掃中らしい。レイトチェックアウトでしばらく時間はあるし、さっき見た青島にいって昼食を食べてから風呂に入ることにした。
青島に向けてホテルから歩いていると、NOT A HOTELがあったり、最近できた良い雰囲気のカフェやワークスペースがあり、これから地域を盛り上げていくんだという活気が感じられた。青島につくと、なるほど一大観光地らしくそれなりに人がたくさんいた。鬼の洗濯板と呼ばれる独特の地形は面白かったが、その特性からか岩に沢山穴が空いていて気持ち悪かった。青島には神社があり、巨人の選手や監督・コーチたちの絵馬があった。それぞれ目標やら願望やらを書いていたが、オコエ瑠偉選手だけは名前を書いてあるだけだった。宗教性の違いとかがあるのだろうか。
青島近くの良い雰囲気のカフェでブリトーを食べて備え付けのハンモックに揺られ、コーヒーを買ってホテルに戻った。風呂にはサウナがあり、8分サウナ2分水風呂を2周した。あっという間にレイトチェックアウトの時刻になり、ホテルを後にした。なんだかとても体調が良い。サウナにはホテルにあれば行く程度で、年に2回も行かないが、今後はもっと定期的に入ろうか。家の近くの区の施設にサウナがあるらしい。
電車は単線、一両編成で、社内では車掌さんが「切符をお持ちでない方はいらっしゃいますかー?」と声を発しており、切符を持っていなかったので行き先を伝えて車掌さんにお金を払った。宮崎はキセル乗車が多くて大変だそうだ。乗り換え駅のホームでは、無賃乗車が発覚した場合、始発駅からの運賃を支払う必要がある旨のアナウンスが繰り返し流れていた。2週間前にマンチェスターのトラムで抜き打ちチェックに遭遇し、無賃乗車客が次々と摘発されて4万円程の罰金を支払っていたのを思い出した。(私は一日乗車券を持っていて大丈夫だった。)地方路線は採算をとるのが大変だと聞くし、それぐらいの罰金を課しても良い気がするのだが、そうはいかない事情があるのだろうか。
宮崎空港ではお土産にパパイヤとマンゴーゼリー、夕飯のラーメンを買い、ラウンジでご当地ドリンクを飲んでいると、間もなく搭乗時間になった。体調は絶好調だし、気分もリフレッシュできた。良い旅行だったな。
東京に帰ってからは、夕飯にラーメンを食べ、シャワーを浴びたら眠くなったので寝た。
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