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#10 体外受精 凍結胚移植

【前回】
#09 体外受精 採卵


●2020年1月/age:28

採卵してから2週間後
生理が来ていよいよ移植周期へ!

初めての移植。

これでダメだったら..
と不安は拭えず

「まずは2回、移植に挑戦してみよう!」

と心に少しでも余裕をもてるよう
スタートしました!


●通院の記録

◆周期:6 凍結胚移植
・通院回数:7回
・グレード:4AA 

D表記(D1=生理1日目)

D1:診察・ホルモン値チェック/採血
エコーの結果、卵巣の腫れ・腹水も治まり
採血結果◎
D9:診察・薬の説明
エコーで内膜の厚さチェック◎

薬は着床を助けるホルモンサポートを目的に、エストラーナテープを処方されるはずが先生から「アトピーでかぶれそうだね...代わりにジュリナ(内服薬)にしましょう!」と提案されました。同じ効果が期待できるとのこと◎
D15:診察・移植日の説明
エコーで内膜の厚さチェック◎

この日に、移植日が決定!
今日〜移植日当日までの注意事項・スケジュールの説明。
クリニックによって方針違うと思いますが、例えば、運動・飲酒・夫婦生活NG・それぞれの薬の服薬時間・体調管理についてです!

(薬の詳細はのちほど)

D22:移植
・4AA→5AA

 移植当日、冷凍→解凍した際
 成長が進みでグレードが変わりました!

・移植
 腹部エコーをしながら、麻酔なしで移植。
 痛みなし◎
 30分間クリニックのベッドで安静にし、帰宅。

・妊娠判定日
 2週間後!その間、注射のため通院あり。



●移植後について

移植〜妊娠判定日までの2週間は、妊娠中の生活をするように言われました。
運動やお酒は控えて、体を冷やさないよう注意!
バランスの良い食事をより一層心がけ、しっかり睡眠!
ホルモンサポートの服薬・注射のために通院あり



●移植〜判定日までの通院

D25・28・31:注射/通院あり・診察なし
・プロゲストンデポー / 注射(※1)  
※1:プロゲストンデポー=黄体ホルモンサポート / 筋肉注射


●薬のあれこれ

・ジュリナ/服薬
 1日3回×36日間(D1~妊娠判定日まで)
・ルティナス/膣座薬
 1日3回×15日間(D17~妊娠判定日まで)
・プロゲストンデポー/筋肉注射
 移植後、D25・28・31の3回通院


3種類、すべての薬が
黄体ホルモンサポートのためです!


移植後、着床しやすくする目的。


ルティナス(膣座薬)は、
慣れるとスムーズにできました。
自宅や外出先でもトイレでさっとできます◎



●移植周期の感想

通院の負担は少なく、
痛みもありませんでした。

服薬・膣座薬は
時間指定や注意事項が多いので
忘れないように注意。

お金のことは別記事にまとめますが
移植周期が一番出費の多かった周期。

約30万円で、
薬代10万円+手術費・診察20万円



さて、感想ですが
私はリラックスして
移植後の生活を送ることができました!




ホルモンサポートのせいか
毎日すごく眠くて

たくさん寝て
よく食べて、温めて

なるべくネットから
離れることを心がけました。


携帯をさわるとつい
「妊娠した時の移植後の症状」
を調べてしまう。


リラックスする・考えすぎないって
不妊治療中の永遠の課題ですね。


移植直後、30分間
クリニックのベッドで休憩しますが

お腹の中に子どもがいると思うと
穏やかで、
幸せな気持ちになって

その間に「エルくん」と名前をつけました。
(卵のグレードが5AAでLサイズだなと思ったからエルくん。という単純な理由です笑)

エルくんは、
この日から私を支えてくれました。

不妊治療中の孤独な日々は、
エルくんを守る日々に変わりました。


「エルくん、まだお腹の中にいるよね?」

「エルくんは安心して、ゆっくり寝ていてね」

「がんばれ、がんばれ。信じてるよ」

毎日話しかけました。



それでも、もしだめだったら...
と考えてしまう瞬間はあって

もしダメだったら
すぐに2回目の移植に挑戦する。
2回まではがんばる。

でもそれ以上は精神的に難しい。
不妊治療をやめてしまうかもしれない。

2回ダメだったら、休もう。

そう決めました。



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