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#05 クリニックに通い始めるまで、腰の重い日々

【前回】
#04 自然妊娠を望んで、妊活のはじまり


●2020年1月/age:27

自己流妊活を始めてから
生理前の体調変化を意識するようになりました。


気分が悪い..お腹張ってる?
と今まで意識していなかった症状に気づき
想像妊娠の連続でした。


もしかしたら妊娠したかも…!?と過ごす、
排卵日〜生理予定日までの、あの2週間。

長いですよね。


そして生理が来た時の
喪失感というか、ガッカリというか。。


そんな2週間の真っ只中、お正月になり
夫の実家に帰省する時期がきました。

もし妊娠してたら…と
念のため飛行機ではなく新幹線で帰ることに。


多嚢胞性卵巣症候群のこと
不妊治療が必要になりそうなこと
妊活を始めた事を
夫の両親にはまだ話していませんでした。


お義父さんとお義母さんに
子どものこと聞かれるかな...

少し不安な気持ちで、向かいました。


夫の地元友達から
妊娠の報告をうけた事をきっかけに案の定、

お義父さん・お義母さん・私の3人で
子どもの話になる時間がありました。


お義父さんもお義母さんも

「孫はいてもいなくてもどっちでもいい、
そういうのは、授かりものだから」

と言われ、気が楽になりました。


その日の夜、夫にこのことを話し
不安から解放されて安心したからか
涙が溢れてきました。


そしてその時

家に帰って、もし生理きたら
不妊治療のクリニックにいこう

とふたりで決めたのです。


ですが結局、
不妊治療のクリニックに通い始めたのは
この帰省から7ヶ月後のことでした。



「コロナが始まり、病院に行きづらくなった」
というのは言い訳で

・次の生理が来たら行こう 
・市販の排卵検査薬使ってみよう
・今月は忙しい

と何かと理由をみつけ
不妊治療から逃げていました。

病院ってどうしてこんなに腰が重いのでしょう。


●ついに重い腰をあげた日

そんな私を動かしたのは、友人のSNSでした。


「多嚢胞性卵巣症候群で、不妊治療を始めた」
という投稿を見て、すぐに連絡をしました。

その友人に背中をおされ、
不妊治療を始めることを決意しました。


その日の夜、夫に
「次、生理が来たら不妊治療を始める!
 今から行く病院決めよう!!」

と言って、ネットで自宅付近の病院を調べ
生理が来たその日に予約をとりました。


あの時、友人がSNSに投稿していなかったら
私は不妊治療をはじめることができなかったと
思っています。


そして、このnoteをはじめることも
なかったと思います。


不妊治療を始めてからというもの
孤独を感じることも多く

同じ悩みをもつ人の存在が、
大きな支えになることに気づきました。


一緒に頑張ってくれている
夫にすら相談したくないことがあったり

親には妊活・多嚢胞性卵巣症候群のことすら
話していなかったので相談できず


今までなんでも相談できた友人でも
不妊治療のこととなると

まずは不妊治療の説明から必要で
相談しづらく感じたりします。


このnoteが
同じ経験をしている方にとって
力になれたり、治療の合間の暇つぶしになったり

誰かにとって不妊治療を始めるきっかけに
重い腰をあげるきっかけになれば嬉しいです!



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