塩昆布のお話!(絵は、©️ねずみまる画伯 他から聞いて、引用しました!!!)
「姫は、ご飯の時なにがあるといいですか?」
「妾、純日本風の美人なので、やっぱ塩昆布かなぁ?」
「(自分で美人とか、ヴァカ!)ハァ〜。」
「なんか、心の声が漏れてるぞっ!?」
「いえいえ、何にも思っておりませんよ。綺麗ですし、可愛いです。いつもそれだけを専一に心がけておりますよ。」
「心がけないと思えないってことか?ほぉ〜!で、まだ、何か言い残すことはアルカナ?」
「アルカナ?って、アルパカ?に似てますね!」
「うるせぇ!でな、その昆布だけど、やっぱ塩昆布は大阪や!w」
「ああ、心斎橋あたりを中心にシンプルでええもん並べてはりますな!」
例えば、
①シンプルなのにごちそうに!「神宗(かんそう)の塩昆布」
②引き継がれる三代目の味!「小倉屋山本のえびすめ」
③うまみは逃さない!「松前屋のとはに、とこわか」
④あちこちで見かけて買いやすい!「おきな昆布の松茸昆布」
⑤普段使いもお土産も!「こんぶ土居の御上り昆布」
⑥料亭のすっぽん出汁で!「花錦戸のまつのはこんぶ」
⑦酵母でまろやか、家族の味!「舞昆のこうはら」
⑧不揃い品が超お得!「くらこん 工場直売場」
⑨超老舗の味をお土産に!「をぐら屋大阪戎橋筋」
⑩暮らしのそばにある昆布!「をぐら昆布新大阪小倉屋」
「江戸期の”北前船”以来の伝統もある。いや、それ以前かな???とにかく、利尻あたりの一級品を運んできて、問屋が立ち並んでいた頃から、それを扱って製品にして売ってた頃の名残だな。」
「松前屋なんて、屋号まで、北前風ですよね!w」
「司馬さんが、”菜の花の沖”で、北前船を扱ってるね!」
「ああ、高田屋嘉兵衛の話ですね!ロシアの脅威が目に見えていた時代でもある。」
「大黒屋光太夫などの話もあるね!井上靖さん!」
「ふむ、この頃からロシアって本質的にはあんまり変わってないですよね!レザノフなんてのが、1804年に来て、暴れて帰っていった頃!記録ないけど、結構、漁村の女・子供が拉致・誘拐されたらしいですよね。」
「一人一人の庶民は、素朴でいい人だらけなんだけどな。歴史的に北のほうにいたスラブ系白ロシア人ってのは、民族的な記憶が悲惨なのでな。為政者は、どうしても被害妄想的になる。」
「まあ、仕方がない部分、ありますね!しかし、自国に害が及ばないように、周到な準備はしていただきたいものです。> 首相、内閣官房」
「それはそうと、昆布ね!昆布の旨味は、日本人の美味いと感じる味の源流の一つなのでね。味の素で有名なグルタミン酸などだけど・・・。」
「獣肉を主食にしてきた西欧人は、肉の旨味成分の主としての”イノシン酸”を好むので、少し、美味いの感じ方も違っているよね!」
「グルタミン酸が効きすぎると、西欧人は嫌がる人も多いね!」
「日本人は、逆に、赤身のお肉の旨味だけでは物足らない感じな人が多くて、どうしても、照り焼き風のソースや脂肪の甘みを欲しくなる。」
「子供の頃に舌から脳に刷り込まれたの味の好みは、大人になってからは変えにくいみたいだよ。」
「ブルガリアあたりの伝統料理は、遊牧民風の酸っぱいヨーグルト味で、伝統的なブルガリアやルーマニアあたりの人はあれが十分、美味しいらしいよね!?」
「日本人はお味噌にお醤油、そして、お米に塩昆布!」
「おいしいね。」
「違いは違いとして楽しみながらも、伝統をきちんと残していって欲しいものです。」
「いいね。美味しいは正義!」
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