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未来をど真ん中で担う母

未来のためにできること。きっと私はこのテーマを担うど真ん中にいる人間だと勝手ながら思っている。仕事は無農薬野菜栽培の巷ではちょっと有名な農家で働いている。農家とはいえど、少し名があるおかげで、沢山の方々とお会いできるため、知識や情報はかなりの量で入ってくる現場ではある。
仕事で、自然保護の視点からも、家庭でできる野菜栽培の方法を広めたりしている。

私個人の好奇心も旺盛な性格も相まって、コオロギ養殖やミツバチ保護活動なども少しかじっている。今、地球の自然が破壊されている事は、それなりに理解はしている。

そして、私には2人の愛する子どもがいる。子どもが私の年齢になる頃には食糧危機が来ていると言われている。

仕事でもプライベートでも未来をよくする知識や情報はかなり豊富だ。

ただ、現実は、頼れる親などはいない移住の地で、0歳児を子連れ出勤しながら二児をワンオペ育児で育てている。ただ、退勤は4時にさせてもらっている。

10年先の未来より今日の夕方をどう乗り越えるかが、勝負の毎日である。

我が家は、帰宅後、すぐにお風呂に直行するのがルールだ。汚い足でソファやベッドに上がってほしくないからだ。あと、夕飯の準備、宿題、家の片付け、明日の準備などがある怒涛の夕方が始まる前に少しでも早くお風呂を済ませておきたいという思いからだ。

だから、大抵外が明るい時間にお風呂に入る。私も下の子も上の子もみんなで明るい時間に入っている。
その事を、自然保護を熱心にしている知人に話したら、とっても褒められた。
電気を使わないからだ。
毎日地球上にいる全ての人間が30分間電気を使う時間を減らすだけでも、地球温暖化防止に大きく貢献するという。

私の仕事や母親という立場上、自然保護の観点から褒められたが、私のエゴで明るい時間にお風呂に入っていただけだ。
少し情けなくもなったが、せっかく褒められたのだから、友人に広めようと思った。
ただ、自然保護などの話をしても、無知な人々はなかなか動いてはくれない。
だから、どれだけ早くお風呂に入ると夕方にゆとりができるかを伝えたら、ママ友たちは前のめりで話を聞いて実践してくれた。

3家族が明るい時間にお風呂を入るようになった。我が家を入れて、4家族で約2時間分電気が節約できている。

未来にできることは、今「ゆとり」を持つ事なんだと思う。未来を作る今の人々にゆとりをあげることがきっと未来を明るくする。

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