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放つためのもの


だいじょうぶだから
安心しなさい


今までしてきたことも
今まで思ったことも
今まで感じたことも
今まで伝えたことも
今まで抱えたものも

ぜんぶ ぜんぶ
大丈夫だから

だから
安心なさい


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土台は固まったろう?

根は太く遠くまで広がったろう?

ちょっとやそっとの雨風では
揺らがないだろう?

揺れるのは
枝葉だけだろう?

幹が抜けることはないだろう?


どんな花を咲かせられるかなんて
なんの花かなんて
上手く咲かせられるかなんて

そんなの
心配しても仕方なかろう?


なぜ1つに限定する?
なぜ1つの花しか咲かないと思う?
なぜそれしかないと思う?

そんなのわからないじゃないか

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そもそも
大樹だ

どこを観とる?
何を見てる?

自らの花を
想い描かなくとも

その幹を伝い
蔦を伸ばし
幹に寄りかかり
草木が揺れ

様々な花を咲かせるだろう
様々な葉を繁らすだろう


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自らは
上へ上へと伸び
大きく手を広げ
太陽の光を浴び
雨の雫を蓄え
風と共に笑い

それら全てを
自らを通して
大地にそそぎ

そこからまた
草花が彩りをはなち
鳥はひと休みし
季節は巡る


大きく 大きく
健やかに
万象とともに
在ることだけを
想いなさい

他のことは
それぞれの役目が全うするのだから
それぞれに
お任せなさい


大地に根をはり
地球の鼓動とともに喜び
天へと枝葉を広げ
陽の安らぎとともに笑い

どこまでも
どこまでも
そのヒカリを振りまきなさい


今までしてきたことも
今まで思ったことも
今まで感じたことも
今まで伝えたことも
今まで抱えたものも

すべては
その幹となり
根となり
土台となるために
蓄えてきたもの


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さあ
たくさん放ちなさい

思う存分放ちなさい

今までのすべてを放ち
新たなるものと
循環させなさい

新たなる世界を
観なさい


そこに恐れはいらない


歓びと
楽しみのなかで
躍動なさい


もう
そういう世界しかないのだから

安心して

はばたきなさい


ありがとうございます。 お受けしたサポートのお気持ちは、この巡りのなかで循環させられるよう、ありがたく使わせて頂きます。感謝致します。