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あけられるとき

羽が
綿毛のような羽が
ヒカリの粒をまとって
ふわり ふわりと
舞い降りる

数えきれないくらいの
無数の羽が
ふわり ふわりと
雪が舞うように
花びらが舞うように

ヒカリが反射して
虹色の
さまざまな彩りを放ち
キラキラと輝きながら
レインボーの粒を
振り撒きながら

羽が
レインボーが
舞う


街に降りそそぎ
人々に降りそそぎ
山へ 海へ 大地へ

虹色の粒は
あちらこちらではじけ
ヨロコビと
楽しみと
慈しみの種を
ひそませる

あらゆるすべての人々に
ヒカリとともに届けられ
芽吹きのトキまで
安らぐ

いつしか
そのトキが訪れたとき
芽吹くとともに
その
ヨロコビと
楽しみと
慈しみは
その人のすべてとなり

その人が
ヒカリとなり

辺りを灯し
あふれでる輝きで
また
ヒカリなる人の種が芽吹き

ここかしこで

ヒカリの連鎖が始まる


種は
いつでも芽吹く

そして誰もに

そのギフトは
届いている

みえなくとも

ウチなるところに
ギフトは届いている


音もなく

それは

開けられるトキを

待っている


ワタシのなかで

アナタのなかで


ありがとうございます。 お受けしたサポートのお気持ちは、この巡りのなかで循環させられるよう、ありがたく使わせて頂きます。感謝致します。