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おと ひびき めぐる

和太鼓を観る機会に恵まれ

地から響き渡る太鼓の振動が
身体を突き抜け揺さぶる

声と太鼓音とリズムと流れと
観てる人と観られている人と
場の空気と周りの空気と
歓びと祈りと楽しさと

すべてのエネルギーが一体になって
現れるもの

その心地よさに
泣きそうになる



たまたま通りがかって聴けたもんだから
なんだかとっても嬉しくて
ありがと~と言いたくなる

和太鼓は昔から好きで
あの響きは
直に飛び込んできて
理由なく心地よい

言葉いらなくて
その響きに
ただひたってると
なんだか全身が
響き になってる気がしてくる

以前はただ
好きだなーという感じだったのだけど

いま聴くと
もう振動という振動が
身体中を駆け巡り

それを現わしている人の
全身全霊のエネルギーやら
色んなものが感じられて

音ってすごいんだなーと
改めて感じる



音だけではなく
こう なんて言うか

この身体を
受信器と捉えたとき

共鳴するとか
共振するとか
色々あるけれど

個性それぞれの
合う合わないはあれど
それを取っ払った共時性みたいなもの
人というものに元々備わっているもの

そんなものの可能性とか
スペックとか
たぶんまだ全然発揮されてなくて

いや
発揮されてないんじゃなくて
それぞれが気が付いてなくて

本筋のそこに
ピタリとアクセスしたとき

そこにノイズがないとき

すてきなハーモニーが
感じられるんじゃないかな

心からの
ヨロコビや
安心感みたいなもの



内へ 内へ
外ではなく 内へ

すべては
じぶんのなかに

ありがとうございます。 お受けしたサポートのお気持ちは、この巡りのなかで循環させられるよう、ありがたく使わせて頂きます。感謝致します。