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人間の本質から考える、理想的で幸福な結婚制度の在り様について

ようやくすとんと、落ちました。底の底の底の中核に辿り着いたような気がします。人間の本質というか行動原理や行動傾向、人間とは?と考えるとシンプルに3つに尽きます。しょうもないですが、これだけです。

1、不安感
2、欠乏感(飢餓感)
3、期待
4、(ドラック、酒やたばこ、娯楽)

 
4は、1~3で生じる、自然で人間らしい脳内物質の満足?快?の働きを、疑似的に再現するモノのことです。いわゆる紛い物。どうしても自然に1~3を満足させられないなら、4も内包したシステムが必要かもしれないですね。


人間の本質の詳細は上の記事で述べています。簡潔に述べると、生物として生き残るために、危機危険から逃れるための不安というセンサーを植え付けられました。そして、生物として生き残るために、今より先に進むために、無から有を生み出す、生産的に何かを作り出す欠乏感(なにか足りない、現状のこれじゃない、満足できない)を与えられました。最期には、生物として生き残るために社会化というシステムを人間は採用し、そのシステムをよりよく回すために、期待(他や社会に貢献し、その努力を認められ、自分の存在を満足する喜び)を大事にする特性を植え付けられました。

もっと単純化すれば、マイナスからは逃げなさいよ。マイナスがない時には、プラスに向けて動きなさいよ。そのプラスが個じゃなくて、みんなの為になるようなプラスの方が、社会が強くなって、結果的にあなたを生かすから、社会貢献するような行動(労働やらなにやら)をしなさいよと植え付けられているわけです。

というわけで、人間の組織だったり、人生だったり、家庭だったり、人間のありとあらゆる行動において、成功、幸福、理想状態に至るためには、常にこの3つを満たす必要があるともいえます。この3つの指針さえ守ればすべてうまくいくともいえます。

話は少し変わりますが、楽園実験、ユニバース25のネズミ達の失敗も、この理論体系で説明できます。食料や環境の安定という”不安感”からはその世界は解放されましたが、生物としてもちうる”欠乏感”と、”期待”(本来ネズミに欠乏感も期待社会性も大してないのですが、閉鎖空間に雄と雌という項目ゆえに、ある雄に雌が集中するとか立場の格差が生まれるという期待社会性が生じてしまった)が満たされないから、うまくいかずに絶滅したわけです。

実験の詳細は、解説動画を探してもらって、上記の3視点でみてもらえばいわんとすることがわかると思います。楽園実験は、楽園じゃなかったから、失敗したわけですね、単純明快です。不安だけじゃなく、欠乏感と期待を満たすシステムも内包する必要があるわけで、それができれば本当の楽園が実現できます。

さて、勘の良い人や察しの良い人はお気づきかもしれませんが、今の人間社会もこのユニバース25と同様の展開をなぞっています。絶滅に向かっています。(人間は知性があるので絶滅まではしないのですが、大規模な縮小傾向に傾き始めています。)言い換えるならば、社会化というシステムで大きな繁栄を獲得したわけですが、社会化は期待を重点に置き、資本主義や競争原理やらが自然発生するという大きな欠陥を抱えているので、提唱する3つの人間らしさ(特に欠乏感と期待)をいずれ完全に満たせなくなります。ある程度以上には大きくなれません。ある程度以上には、みんなを幸福にできないわけです。そのある程度までに到達する手段としては、最適で最速解かもしれませんが、縮小に傾いた時点でその次のフェーズに移る必要があります。

前置きが長くなりましたが、この3つの視点で考えれば上手くいくという理論体系で、今後、色々考えていくつもりです。その第一歩目は、結婚という制度での人間らしさを考えてみようと思います。(マクロでもミクロでもこの3点は真なので、この3つを意識すれば、個の人生も劇的に改善すると思います。)







わたしの幸せな結婚

ごめんなさい、この言葉を使いたいだけです。笑 本編みていません。気を取り直して……上記3点の視点でゼロベースで、本当に幸せな結婚の形や制度はどこにあるのか、どんな形なのか考えてみようと思います。

不安感

人間がラブロマンスを好きなのは、運命とか絶対が好きなのであり、その奥底は、不安感の解消にあります。要は、私はだれともつながれない。この不安を解消することこそが結婚の醍醐味で本質です。つまり、やり直しがきくとか、一夫多妻とかではなく、一生を添い遂げる絶対離れられない二人の契約でないと、結婚は人間の本質を満たしません。それは理想的な幸福のものにはなりません。



欠乏感

結婚に求める願望は各自にあります。それが満たされないと欠乏感や飢餓感となり、このままじゃ足りないと現状を否定するようになり破綻します。これは無自覚にあるいは、有自覚にでも存在する結婚に各自が求めるイメージです。子供の数とか、普段の過ごし方とか性行為の頻度等、それは多岐にわたります。その人の育った家庭のイメージに影響されることが多いので、そこのすりあわせてす。

この欠乏感を埋めるために、夫婦の役割を分担して別々の人に担ってもらうとか、オープンマリッジ(夫婦以外で性的関係を自由にもつ)とか、そういう思想もあるかもしれませんが、それは不安感の項目に抵触します。

1人だけ、あなただけを満たせないと、不安感にさいなまれます。欠乏感との足し算引き算やらで欠乏感の方を重視して上手くいく場合もあるかもしれませんが、対症療法的であり、本質的には、不安感と欠乏感の双方を満たす必要があります。結論としては、ちょっとした部分さえも”欠乏感レベル”に抵触するなら、その結婚を行わない方が真理に適っています。



期待

期待とは、自分の存在を、働きを認めてもらう。出来れば格上と尊敬する相手から認めてもらう。なので、結婚に求める期待とは、相手を常に労いその努力や功績を称えること。そして、可能ならば、できるだけ結婚当初に持ち合わせていた相手からの尊敬や特別視されている部分を損なわず、格上感を持ち続けることが本質です。

しかし、期待は必ず冷めて弱くなっていきます。なぜならば、相手が格上でなくなっていくからです。交際開始直後は、あんなに可愛い(格好いい)人が私の告白をOKしてくれるなんて!!と格上感がMAXです。しかし、ずっと隣にいて時間がたてば、”隣にいる人”になり、格上感はなくなります。慣れてしまうからです。相手からの労いや感謝の価値が下がり(期待の量が減り)、満たされない気持ちになります。もしかしたら、相手がいてくれること、相手がしてくれていることにすら慣れて、労いや称えたり賛辞すらしなくなるかもしれません。

つまり、労いや感謝を忘れないために、時々一人でいたらどうなのか?を感じさせる瞬間を作る必要があります。相手のありがたみを感じてもらうわけです。また、格上感は減りますが、相手が凄い人であるという尊敬を維持するために、生活の質や稼いだ金額、新しくできることが増える等、緩やかな個の成長や生活の上昇を維持する必要があります。





まとめ

理想的で幸福な結婚制度の在り様とは

・離婚は認めない(死別は除く)。但し、別居は認めるが、異性やパートナーとの、婚姻者の同居やそれに類するものは認めない。つまり、一対一を永遠化、最大化、絶対運命化して不安感をなくす。それだけ重たいものにして慎重に、しかし手に入れたら幸福なものにする。

・結婚とは何か?結婚に求めるもの、結婚したら何が満たされたいのか。笑顔だったり、会話だったり。子供だったり。年収とか顔とかそういう表面的な記号的なモノではなくて、もっと自分の欠乏感と向き合い、それをすり合わせるようにする。各自の欠乏感を自覚するシュミレーターを作るか。もう少し理論化してすり合わせ率の向上を図る。

・普段はいる相手が、いない時間やタイミングを作る。強制的に週一日は一人でいてもらう等。一人で家事や育児や生活の為の雑務を全て賄う。婚姻期間や子供の有無や労いをしっかりできるか等の、個人差状況差があるので、それに応じた期間設定をする。あるいは、そういうものだという認識を広めて各自でそういう時間を自主的に作るよう働きかける。

・各自が成長し続けること、学び続けること、自分の道を進歩させることが結婚をよりよいものにすることを自覚する。各自の個のレベルでは難しいが経済成長して、便利や豊か、給料の上昇等の緩やかな生活の質向上を実感できるようにする。(逆に生活の質の低下は、不安感や欠乏感に大抵触するので、夫婦仲をダメにしやすい。)

・ストレスではないが、少し挑戦になりそれが自分の為にもなる(雑用や非生産的な作業ではない)新しい課題や作業を適時夫婦に与えて、夫婦間の労いや感謝を創出するよう働きかける。





おわりに

不安、欠乏感、期待は人間の本質なので、会社でも、学校でも、人生でも。上のまとめに近い事は当てはまると思います。其処をおろそかにすると不幸や不満を感じるともいえます。

効率や効果にだけ囚われていれば、上のようなことはどれもうけいれられないかもしれません。しかし、効率や効果よりも、人間らしく、人間として幸福を感じることの方が重要だと思います。まぁ、戦争とか非常時には、そこから脱却するために、効率や効果を最重要視して生存に努めなければいけません。しかし、冒頭で述べた通り、人間の生活や人類の生活は、そんな緊急事態をとうに通り過ぎていると思います。次のフェーズに考え方を変える必要があります。

と、偉そうなことを述べたのですがラッセル幸福論という本を最近知りました。結構前に同じことを考えている人はいるみたいですね。仕事に年子育児で全く読む時間は作れないですけどね。今回の記事内容の根底に通ずる部分があると思うので、気になる人は読んでみてはいかがでしょうか。




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