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小熊が選ぶ2020年1月のベスト

noteのフォロワーが気づいたら6000人突破したのに(なぜ?)、昨年7月で更新がストップしているのも勿体ないので、月単位で備忘録を残していくことにしました。「ベストアルバム10作」「ベストソング1曲」「その月に行ったライブ」「おもしろかったネット記事」を駆け足で振り返ります。これなら1時間で書けるぞ!と言っておいて、全然続かなかったらごめんちょ。

※見出し画像はいとしのバンド、The ChapのBandcampより拝借。

◎アルバム

1. Mura Masa - R.Y.C.

2. Mac Miller - Circles

3. Easy Life - Junk Food

4. The Chap - Digital Technology

5. Jeff Parker - Suite for Max Brown

6. J Hus - Big Conspiracy

7. 角銅真実 - oar

8. Andy Shauf - The Neon Skyline

9. A Girl Called Eddy - Been Around

10. Dan Deacon - Mystic Familiar

Mura Masaはブレイク前のフジロックから見てるし好きだったけど、昨年のClairoを迎えた昨年のシングル「I Don't Think I Can Do This Again」で音がガラリと変わったものだから、もうひっくり返って。あまりにも気になったからその後の来日公演も行ったし、ものすごーく期待してたが、その期待を遥かに上回るアルバムだった。興奮のあまりたくさんツイートしたので、ぜひそっち読んでください。個人的には↓が特に重要なポイント。

というわけで、2020年はUKの新しい動きが見逃せない。1月だとEasy Lifeの絶妙すぎる湯加減もハマっちゃいました。ジャケはどうにかならなかったのか(とはいえ、このセンスがイギリスっぽくもある)。しっかり書かれた良い記事も見つけました。

こちらもUK、Georgiaのアルバムもよかったけど、Mura Masaとの「Live Like We're Dancing」がやっぱりアンセム。J Husも期待を裏切らない内容だった。イギリスからは2月以降もKing Krule、Sorry、Shabaka & The Ancestorsなど色々と楽しみなリリースが続く。

The Chap、Dan Deaconと学生時代に愛聴したキテレツおじさんたちが、2020年になって快作を届けてくれたのも嬉しかった。昔見たDan Deaconのライブは腹抱えて笑ったなー。また来てほしい。

シンガー・ソングライター系も良作が多かった印象。A Girl Called Eddyはライブ会場でよく挨拶する竹内修さんのツイートで知りました。「バート・バカラックや、トレイシー・ソーン、キュアー、ジェーン・バーキンなどなど、彼女のバックグラウンドを感じさせる、上質なソウル・ポップ・アルバム」、Elefantの象印が品質保証。

あと、若林恵さんに教えてもらったEthan Gruskaの新作もよかった。Moses Sumneyの参加曲が沁みる。

実際に何度も聴いたのはKing Gnuの『CEREMONY』だったりするのだけど、ホームラン級の曲が揃っているのは同意するものの、アルバムの良し悪しでいうと、インスト曲は飛ばしちゃうし、曲順もなんか気持ちよくない…。とはいえ、今回のタイミングでリリースすることが絶対に正しいわけで、些細なことはどうだっていいよ!そんなのわかってるんだ。

全世界的に見ても、ここまで勢いを感じさせるロックアルバムもいまどき珍しい。先日、Thundercatの新作試聴会でメンバーをお見かけしたけど、彼らの活躍によって周囲のおもしろいミュージシャンも話題になってるし、それがシーンの活性化にもつながってる。そういうバンドが売れるのはよいこと。J-ROCKが壊滅的にダサかった10年前に比べたら、今は豊かだなーと素直に思う。

あと、King Gnuは曲ごとのアレンジも凝ってるし、ベースとドラムの鳴りもすごく気持ちいいんだよな。「飛行艇」とかArctic Monkeys『AM』にFlyLoをほんのり足したようでもありカッコイイ。

◎ソング

Galantis ft. Charli XCX - WE ARE BORN TO PLAY

俺が聴きたかったポップなチャーリーXCXがマリオと一緒にやってきた。


◎ライブ

1/13 Jason Isbell
1/15  Madeon
1/31  Lucy Rose

3本しか行ってない、音楽ライターやめちまえよ!行きたかったのはいっぱいあるんだよぉ。。。

国もジャンルも世代もバラバラだけど、見に行ったのはどれも「歌」を強く感じさせるライブだった。1月はかなり調子悪くて、仕事以外のお出かけが全然できなかったんですけど、引越しを決めてから血行もよくなってきたので、2月以降でリカバリーできたらと思います。

◎記事

そこではいったい何が起きていたのか
──ブレクジットとUK音楽シーン(ele-king)

本当にEU離脱しちゃったわけですが、その背景が音楽好きにもわかりやすく書いてあって勉強になった。さすが坂本麻里子さん。

1988年『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』編
【連載エッセイ】押井守の映画50年50本(立東舎コラム)

『逆襲のシャア』が好きで定期的に見返すんですけど、そしたらこんな記事がアップされてびっくり。

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ライター/編集者。洋楽誌『クロスビート』→音楽サイト『Mikiki』を経てフリー。編書に『Jazz The New Chapter』『クワイエット・コーナー 心を静める音楽集』『ポストロック・ディスク・ガイド』など。