見出し画像

1粒で2度おいしい!五感で楽しむおにぎり

 こんにちは、うちだです。

 今日はタイトルにある通り「五感で楽しむおにぎり」のレシピを紹介していきたいと思います。

(今回も例によって全文公開システムにしております。このレシピが良いと思ったらスキ、購入、サポートのいずれかお願いします。)


おにぎり

 日本を代表するソウルフードのおにぎり。誰もが1度は食べたことあるであろう料理です。

 誰でも簡単に作れて気軽に食べれることから朝ごはんやお弁当、飲んだ後の締めにも食べられるいわば万能料理です。暖かくても美味しいし冷めても美味しい。

 今回はその誰でも簡単に作れるおにぎりを1ランク進化させたものを紹介したいと思います。

その名も


 「五感で楽しむおにぎり」


 別名「化けるおにぎり」。パクっと食べて美味しい、出汁に浸して美味しい1粒で2度美味しいおにぎりです。

 今流行り(?)の #祈るおにぎりバトン が回ってきたので、先日Instagramに投稿した例のおにぎりです。せっかくガチでレシピを考案したので皆さんにも共有したいと思いこの記事を書くことにしました。


それではさっそくやっていきましょい!



1.材料

(3個)

〈本体〉

・炊いたご飯 1.5合

・塩 ひとつまみ


〈具〉

 ・しじみ 100g(殻付き)

 ・1%の塩水

 ・水 100ml

 ・〇牛肉 90g

 ・〇料理酒 大さじ2

 ・〇濃いくち醤油 大さじ2

 ・〇砂糖 大さじ1

 ・〇はちみつ 大さじ半分

 ・〇生姜チューブ 10cm


〈出汁〉

 ・水 500ml

 ・かつお節 20g

 ・板昆布 1枚

 ・塩 小さじ2


〈薬味〉

 ・大葉 3枚

 ・みょうが 1個

 ・すりごま 少々



2.作り方

〈具〉

1、しじみを2時間ほど1%の塩水に浸して砂を吐かせておく

2、砂を吐かせたしじみを流水でよく洗う

3、洗ったしじみを鍋に入れて殻が開くまで弱火にかける

4、しじみの殻が開いたら殻を取り、身は鍋に戻す

5、しじみとその茹で汁が入った鍋の中に入れ、水気がなくなるまで弱火で煮詰めたらおにぎりの具が完成♪

画像3


〈出汁〉

1、具とは別の鍋を用意し、500mlの水で戻しておいた板昆布を沸騰する直前まで弱火にかける

2、板昆布を取り出し、かつお節を入れて弱火2分間煮出す

3、かつお節を濾してを入れたら出汁の完成♪


〈薬味〉

1、みょうが繊維に沿って千切りにし、1分間水にさらしておく

2、大葉繊維を断ち切る方向に千切りする




画像2

ふっくら炊いたご飯に塩をちょっとまぶして、具を入れて三角形に握ったら完成♪



3.食べ方

画像4

最初はそのままおにぎりとして食べて


画像5

後半は出汁をかけて薬味を乗せたらあっという間に出汁茶漬けに。

サラサラっと召し上がってください♪



4.コツ

しじみは時間をかけてしっかりと砂を吐かせてあげましょう。時間がないときは50℃くらいのお湯に5分ほど浸してあげるとすぐに吐き出しますが、しじみから多少出汁が出てしまいますので、しじみの味は薄くなります。

板昆布乾燥したものをしっかりと水で戻してから弱火にかけましょう。

板昆布沸騰させると雑味やエグ味の原因となる灰汁が出てきますので、よく注視して沸騰するぎりぎりのラインを攻めましょう。

みょうがはエグ味があるので1分ほど水に浸しています。を入れるとシャキッと感が増します。



5.ポイント

・具を濃いめに味付けすることによって、出汁茶漬けにした時にちょうど良い濃さになるように計算しました。

・今回の具はしじみと牛肉のしぐれ煮にしました。牛肉だけだと魚介系の出汁に少しぶつかりそうな気がしたので、仲介役として魚介類であるしじみを一緒に煮詰めました。しじみから出た出汁が牛肉に染みわたっており、出汁茶漬けにした時も一体感のある味に仕上がっています。

・出汁は昆布とかつお節で一番出汁を取りました。繊細で美味しいのですがそれ故にかつおの臭みが少しだけ気になるのでを少々入れてみました。

・今回は一番出汁しぐれ煮一体感をイメージして作ったので、あえて海苔は巻かずに作りました。市販の海苔は厚いのでお茶漬けにしたら口の中に残りそうだしね。。

おにぎり



6.あとがき

 誰でも手軽に簡単に作れるおにぎりをあえて手間暇かけて作ってみました。しかし家族などで一度にたくさん作るのであれば、たまにはこんなおにぎりがあっても良いかなと思います。梅干しやおかか等のシンプルなおにぎりもいいけど、手間という意味ではこっちのほうが愛情伝わりそう(笑)

 お弁当としても、おにぎりラップに包んで、出汁ポットや水筒に入れておけばいつでも食べれます。最近はスープと一緒に詰められるお弁当箱もあるみたい。

お弁当箱

夏なんかは出汁を氷で冷やしといて冷やし茶漬けにしても美味しいかもね。




 人間は何かを記憶するとき、なるべく多くの感覚を使ったほうが長期記憶につながりやすいといいます。

覚えられないマン

このおにぎりは


・直接手で触れて食べる「触覚」

・白、茶、緑、黄、薄紅色と目で見て食べる「視覚」

・温かい出汁から出る湯気によって香る「嗅覚」

・噛んだ時に薬味がシャキシャキと音を立てる「聴覚」

・トータルで感じる「味覚」


 以上のように人間が持つ五感を全て使って食べることができます。故に感動を覚え、長期記憶に残りやすいのです。


 つまり愛する家族恋人意中の異性にこのおにぎりを食べてもらえばその人はこのおにぎりのことを忘れられなくなるのです。


  #Stayhome が解除された時、その時がチャンスです。


このおにぎりをマスターして周りの人をこのレシピの虜にしてしまおう! 




このレシピが良いと思ったらスキ購入サポートの程よろしくお願いします。







ここから先は

0字

¥ 200

参考になった方、応援したいと思った方、これからに期待してくれる方、サポートをしていただけると非常に喜びます。より良いレシピを書くための活動費とさせていただきます。 でもコメントやスキだけでも嬉しいのでくれぐれも無理はしないでくださいね(´-ω-`)