見出し画像

「持たない」って心地いい。

洋服はだいたい3コーデくらいをローテーションして着ている。「1着買ったら1着手放す」片付けメソッドを実践しており、つねに手持ちの洋服は手提げ袋1枚におさまる量で調整しています。

もっとも多い持ち物は「本」なのですが、どうしても手元に置いて定期的に読み返したい本は10冊までと決め、それ以外は古本屋で手放したり人に譲ったりシェアハウスに寄贈したり。本棚を埋め尽くさない量で、となんとなくの基準があります。

好んで旅行をしていた頃、荷物が多いのってストレスでしかないと気づきました。それが持ち物を減らすきっかけになったんです。「持っていないと不安」ってネガティブ感情よりも、「なくてもなんとかなる」心地よさのほうが価値がある。実際、なんとかなるもんだしね。

部屋が綺麗になるし心も落ち着くし、「持たない」ってなんとも清々しい。

ミニマリストや断捨離って言葉が流行って、流行って流行ってひとり歩きして、「いかに物を持たない人がすごいか」「物を持ってなければ持ってないほど優勝」みたいな、軸のずれた価値観も生まれてしまいましたけど。

そうではなくて、いかに自分にとって必要なものを見極めるか。要らないものは要らないと決めて、手放す覚悟と勇気を持つか……だと思うんですよね。あ、断捨離本の受け売りです。

荷物もそうですが、思考もすっきりさせると格別に生きやすさが向上します。もしかしたら目に見える荷物を減らすよりも、目に見えない思考を整理するほうが、QOLを上げるにはダイレクトに効くかもしれません。

そのために最近あたらしい習慣として取り入れたのが瞑想です。マインドフルネスとか、こちらもよく関連本が出てますよね。「いま」に集中し、過去や未来にとらわれない生き方。

限りなくスピリチュアルっぽいし、生理的に受け付けない人も多いでしょう。でも私はものすごくすっきり&さっぱりしました。瞑想アプリ「Relook」は目的ごとにいろんなカリキュラムがあるし、瞑想した日は自動的に記録をつけてくれるので毎日がんばろうって思えます。おすすめ。

あとは、こちらのnoteを読んでから、「文章の断捨離」も必要だなーと。

まるで話すようにつらつらと書いてしまうと、余分な贅肉みたいな言葉をああーでもないこーでもないと、つけ加えてしまうものなんですよね。きっとこの文章にも余計な言葉がたくさんついてるはず。少しでもスマートな文章を書けるように、気持ちを正しく伝えられるように、研ぎ澄ませていきたいなあ。

お部屋のなかでひっそりと自粛しながら、「持たない」「減らす」ことを考えています。目の前の物ごとに集中して、より自分の人生を気持ちよく生きるために。今日も一日、楽しみましょうね。


この記事が参加している募集

#おうち時間を工夫で楽しく

95,506件

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。サポートいただけた分は、おうちで飲むココアかピルクルを買うのに使います。