こんなの氷山の一角だぜ

「才能」って言葉、魅力的だよね。

なんかこう、キラッと光るものがあるし、それさえ持っていれば問題が全部解決するくらいの武器って感じがするし、人生イージーモードになるだろうし。ああ、欲しいなあ、私も才能、欲しいなあ!ってなっちゃう。

世の中には「天才」と言われる人が、結構いる。

誰もが名前を知っている超有名人はもちろんのこと、知名度はそこまで高くないけれど知る人ぞ知る凄い奴ってポジションを獲得してる人もいる。

才能や天才。めちゃくちゃ魅力的。手に入れたいし、そうなりたい。

でも私は、才能や天才って言葉にひっくるめて判断するのって危険だよな、とも思う。危険っていうより寂しい。寂しいし、なんだか悲しい。

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