嫌われることを恐れないってどういうこと?



「人に嫌われることを恐れない」って皆さんにとってどういうことですか?

私はもともと優柔不断で、自分の意見ってものをまったく持っていなくて、自己アピールして何かが面倒になるくらいだったら、他の誰かの好きなようにしてもらってどんどん進めてくださいませ、っていうスタンスでした。

この「人に嫌われることを恐れない」って、もしかしたら私の中では、こういう風に自分を引っ込めるのではなくて、あえて”自分の意見を作り上げて”表に出していくことを言うのかもなー、と。

他人に任せていたら楽な場面ってありますよね。

人と会う時の時間や待ち合わせ場所とか。
一緒にご飯を食べる時のメニュー決めとか。
旅行中の行き先とか時間配分とかお土産買うか買わないかとか。
悩みを相談されてるんだけど、「きっとこの子の中で答えは決まってるんだろうな」と思えるときとか。

あえて自分の意見や考え、気持ちを表に出さなくても場がスムーズにいくとき。その方が楽な瞬間。

そういう時に自分はこう思うよ、本当はこういう考えだよ、魚じゃなくて肉が食べたいよみたいなことを、ちゃんと言える人って素敵だし自分軸もって生きてるなあ、と思うのです。

その分いろんなところで溝を作ったり、意図的ではなくても人を傷つけたり、それに思い当たらずに生きてしまっているかもしれないけど。

けど、ちゃんと想像力と洞察力のある人はわかってくれます
言葉通りに受け取る素直さと、本意を汲み取る冷静さがあるので、「私のことを攻撃してるのかも」なんて早とちりしないでしっかりと文脈を読んでくれる。

いま私の周りにいてくれている人たちも、優しくて思いやりにある人ばかりなのでとても助かっています。自分なりに生きやすいように生きようと思ったら、ちゃんと望んだとおりの世界になってくれるんだなあ、と実感。

だから、「嫌われるかも」じゃなくて、最低限の礼儀は踏まえたうえで言いたいことを言って、やりたいことをやって、それで結果嫌われたとしてもそれはそれでいいじゃん、っていうスタンスになってきました

人に嫌われることを恐れない、という生き方。
心がしんどくなる時もあるけど、きっと、いざ命を終える時に後悔しないのはこっちの生き方だなあ、と思うこの頃です。


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