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固定型と成長型



吉田尚記さんの『没頭力』の中に書いてあったこと。

人間は生まれ持った能力で全てが規定されていて、それは変えられないと思っている人=『固定型マインドセット』
生まれ持った能力はやる気や努力で伸ばしていける=『成長型マインドセット』

これを見た瞬間に思ったことは、常に後者の気持ちでいたいなあということと、知らず知らずのうちに自分の能力を「こんなもんだろう」と見積もってしまっている人はどれくらいいるんだろう、ということ。

坪田先生の『才能の正体』にも書いてありましたが、人の能力って正しい努力をすれば伸びていくし、自分の想定する以上のレベルまで持っていくこともできるはずなんですよね。

それなのに、いろんな外部要因で勝手に自分にレッテルを貼ってしまっているよなあ、と。

ここでいう外部要因の例↓
・親や先生の言葉「夢見たって仕方ない」「やりたいことで食っていけるのは一部の天才だけ」
・付き合う友人たちの言葉「どんなに頑張ったってたかが知れてる」「まあこんなもんでしょ」「これ以上やったって無駄」
・会社の上司や同僚の言葉「給料さえもらえればいい」「そこそこやってそこそこ稼げれば」「この会社では中途採用じゃ上にいけない」

生まれつき、固定型の人や成長型の人もいるかもしれないけれど、もともとみんな成長型マインドだったはずなのに(2~3歳の子どもが将来を悲観している例はあまり知らない)、聞かされる言葉のせいで次第に自分に対しても洗脳してしまっているのではないか?

たとえばいつも1時間かかる仕事をこれからやろうとする時に、「また1時間かかるな」と思うのと「今回は50分で終わらせてみよう」と思うのとでは結果って違ってきますよね。

そういう”常に一歩だけ成長する”ことを日々心掛けて積み重ねていたら、数年後には違った自分になってるはずです。

固定型マインドが成長型マインドになっている。
自分もけっこうできるじゃん、と思える瞬間を自らどんどん生成して、肯定感を高めていく。

自己肯定感が低い人間に良い仕事はできないと思っています。
根拠なんかなくても、たとえハッタリだとしても、自信のありそうな人に仕事を頼みたいと思うのが人情。

10分早く起きてみる。
1時間かかる仕事を50分でやってみる。
自分から挨拶してみる。
人を誘ってみる。
何かのチームリーダーに立候補してみる。

手法はなんでも良いと思います。
自分の能力を自分で見限らない。固定型から成長型へのマインドセットしていく練習を、日々していきたいなと思うこの頃です。



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