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知りたいから、憑依させたい


インタビューする前、取材に行く前、相手先のことを知るためにそれはそれは入念に準備することを「憑依させる」という。

私はまだまだライターとして「インタビュー」したり「取材」したり、といった経験は少ないのだけれど、ただイベントやセミナーに参加してそのレポートを書くというだけでも、なるべく登壇者の情報は得られるだけ得て現場に臨むようにしている。

これは、改めて書くまでもなく、当たり前の話だ。それでも、当たり前すぎることを当たり前のように書き続けることが、私にできることのひとつかもしれない、と最近思うのだ。

6/5にBOOK LAB TOKYOさんで朝渋のイベントがある。

あの菅本裕子さんこと、ゆうこすちゃんと、ハヤカワ五味ちゃんの、トークイベントだ。私は元々、朝渋メンバーであると同時に、運営のお手伝いとライターもやらせてもらっているので、この度イベントレポートを書かせてもらえることになった。

今からとってもとっても緊張している。ただのファンだった私が、朝渋に入ったおかげで憧れの人に会える。実際に話も聞けて、もしレポートの反応がよかったら、ライターとして名前を覚えてもらえるかもしれない。

なんとしても成功させたいし、同じくゆうこすちゃんファン&ハヤカワ五味ちゃんファンの皆さんに良いものを届けたいので、大げさかもしれないけれど、ライター生命をかけて全力でやるつもりだ。

そのために、数日前から憑依活動をしている。

ゆうこすちゃん関連のSNS、書籍、記事は手当たり次第に読み漁り(そのためにNewsPicksの月額会員登録もした)、同じくハヤカワ五味ちゃんの関連記事や商品の口コミなどにも可能な限り目を通している。

この憑依活動は、気をつけないととても危険だ。

ゆうこすちゃんのYouTube動画を流しながら、ゆうこすちゃんの書籍や記事を読みまくり、と思えばハヤカワ五味ちゃんの記事やファンの声に飛んだり、はたまたエゴサーチしてみたりなどして、気付けば「感じ方」や「考え方」が本当に彼女たちに近づいてきている気がするのだ。

「ゆうこすちゃんだったらこの時、どう考えるかな」
「五味ちゃんだったらどういう風に言い返すんだろう」

と、半ば気持ちの悪いオタクファン化してきているけれど、めげない。彼女たちから得られるものすべてを吸収して、まだ届いていない層にも届ける媒介になりたいから。

そして、彼女たちの想定していないような届け方をする、変なマスコミのようにはなりたくないから。

ここでひっそりと宣言をします。絶対に1万PV超えさせる。公開されたら、どうか、力を貸してください! 良いものにします。


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