時間制限・期間限定が心を楽にする

今週末にとうとう鎌倉へ出発する。衣類を中心に荷物はもうすでに向こうへ送っていて、あとは細々したものと一緒に向こうへ行くだけなのだけど、まだ何も準備していない。前日～当日にかけて準備をするのがいつものパターンだ。何を持っていくか迷っている。

実家を離れて暮らすのは、大学生～社会人5年めまでの間に1人暮らしをしていた以来で、それも、同じ道内のことだったからあまり実感はなかった。今回は関東だ。期間限定だけれど、暮らす環境が一気にがらりと変わる。

手っ取り早く変わろうと思ったら、住む環境を変えるのがいい。

同じ場所にいる期間が長くなると、意思決定の流れも型に嵌まってなかなか変えられなくなる。たとえば、朝昼晩なにをいつ食べるか、何時に起きて何時に寝るか、週末はどこに行くか、誰と会うか、大切な話はどのタイミングで誰に相談するのか。

住んでいる環境や場所が一緒だと、日々の選択は無意識に下されて、能動的に生きることが難しくなると私は思う。

そんな状況から少しでも抜け出すために、定期的にしてきたのが小旅行。近場でも、関東や関西や九州でも、少し足を伸ばして非日常に飛び込むことで、思考回路をまっさらにすることができる。これまでの自分から少し離れて新しい自分を再発見したり、自分の心が動く様子を味わうこともできる。

旅行でも、短期滞在でも、移住でも、なんでもいい。

同じところで思考をぐるぐるかき回さないためにも、時たま劇薬のように移動を強制することは、良い方向に作用するはずだ。

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いきなり環境を変えるのは怖い、という気持ちもよくわかる。そういう時は、時間制限を設けて、期間限定にしてしまえばいい。

私の場合、今回の鎌倉滞在はあくまで2ヶ月間だけだ。5月の大型連休に被る前に北海道へ戻るので、実質2ヶ月もない。それくらいの期間であれば、たとえ環境の変化に馴染めない自分がいたとしても、やり通すことができる。

時間制限・期間限定が心を楽にすると思う。

あなたには、行きたい場所・滞在したい場所はありますか？
1週間だけ、2週間だけという期間でも、旅をして自分と向き合う機会は自分を大きく変えてくれるはず。私も、そう願いながら土曜、行ってきます。