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喜びを想像し、先に祝おう


ひすいこたろうさん・大嶋啓介さんの共著「予祝のススメ 前祝いの法則」には、いま持っている夢や目標がすでに叶ったこととして、先に祝ってしまおう! そうすれば本当に叶う! ということが書かれている。

またスピ寄りの話か……と思われてしまうかもしれないが(スピ=スピリチュアルのこと)、実はこの予祝、日本古来より行われていた伝統ある儀式のようで、わかりやすいところでいうとお花見がそれにあたるのだとか。

秋の豊作を祝い、まだ春の時点で、桜を見ながら「今年もたくさん食物がとれて、よかったねえ」とみんなでお酒を飲むのが本来のお花見。

なるほど。そう思えば、あながちぶっ飛んでる考えでもないのかな、という気がしてきませんか?

引き寄せの法則とか未来日記とか、私は決して嫌いではないのですが、行動を伴わせずにそんなことばかりしている人種はちょっと苦手で(いくら日記だけ書き続けていても行動しなきゃ叶わないだろ、と思ってしまう)、距離を置いていた。

それでも考え方さえ逆転させればいい。予祝で先にハッピーになってしまい、そのハッピーな状態でもっていつも通りコツコツと努力すればいいのだ。今年の終わりあたりに今の願いや目標がすべて叶っていたらそれこそハッピーだ。張り切って来年の目標を新しく据えることができる。

喜びを想像し、先に祝ってしまう予祝。

この肝は、「喜んでいる」感情そのものにあるそうで、何事も喜んだり楽しんだりプラスの感情で心を満たしていれば、それに波長の合った出来事が運ばれてくるんだとか。

私はつねにやりたいことをやって、我慢を人生から排除して、食べるのに困らず適度に健康で、家族も笑顔であればそれでいいと思っている。でも、たったこれだけのことでも、おそろしく幸運なのだろう。

言ってしまえば私の最終的な願いや目標はすでにかなっているようなものだ。いまが幸せだ。誰よりも笑顔だ。家族も元気だ。きっとそれ以上のぞむものは何もないと思う。


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