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Rのホームスクーリング中学編への道のり🚶🏻‍♀️🐕‍🦺✨✨✨

Rの中学生活スタイルが決まりました。

小6の夏休み過ぎ辺りから、約半年間模索しました。その間、さまざまなタイプの中等部見学、体験、フリースクール、市の教育相談センター、小中学校と相談して、年明〜春は作品を持ってイベントなどにも参加させていただき、沢山の豊かな経験をさせていただきました。心からありがたい事に🙇🏻‍♀️✨作品を置かせてくれる、展示させてくれる、販売させてくださるという貴重な機会もいただけました。

その中には先生が大好きで行きたいという中等部もあり、R自身、中学からは…という気持ちがあるようで、何度も通ったりzoomで話したりして、心が決まりかけた学校もありました。おそらく通えたかもしれないそこは、息子もよく知る特性を尊重してくれる、個人を完全に大事にしてくれる中等部でした。

しかし、自分でもハッキリはわからないのだけれど、おそるおそる…進みたくない方向や、じゃあ進みたい自分の道を勇気を出して感じてみると、ただ「もっともっと上手くなりたい!!」という気持ちだけがどんどんハッキリしてきて…結果、当初「考えもしていなかった」今まで知らなかった環境に突然‼️出会うことができました。

そこには娘を小さい頃から冷静に見て、親からみると厳しすぎるんじゃない?位のアドバイスをしてきてやっている兄の強い勧めがありました。

かーたんさ、M中学は確かに通えるかもしれない。先生もみんな良いし、今までみたいに家にいるよりはいいと思うよ。でもRは絵が上手くなりたいんだからさ、そのお金あったら、ガッツリ基本から本当に技術を教えてくれるところに行かせてやった方がいい。もう探さなくてもやりたいことは自分でわかってるんだから。このまま自分でやってても、あいつがなりたいレベルにはなれないよ、俺ももう教えられるレベルじゃなくなってきたし、これは俺の意見だけどねとある日一対一で真剣な言葉ではっきりと諭されました。

それからは、方向性を変えて、絵を専門に教えてくれる学校を探しました。パンフレットも取り寄せてみましたが、結局パンフレットもない、ギャラリーのようなお洒落なHPのところに妙に惹かれて、連絡を取ってみると、海外などで現役彫刻家で活躍されている校長先生が経営する美大専門の予備校でした。体験でうかがってみると私だけ別室に通されて、かなり厳しい😅目から鱗の、重要なポイントをアドバイスしてくださいました。そこには私がずっと模索してきた、子育ての答えがあったようなインパクトでした。そして結果、中学生は初めてだけれど、高二までは預かってくださるということになりました。高三は東京芸大を目指すと決めた子供しか引き受けないと決めているそうです。

コロナで療養していた為、先週初めて新しい中学の担任に面談しました。今の方向性を正直に伝えたところ、Rの生活スタイルで全面的に応援サポートしてくれることになりました。本当にありがたい事です。

R自身が言葉は少ないながらも、「すごく頑張れば少しは通えるかもしれない。でもその分絵を描く方へ使いたい。もっと上手くなって絵師になりたい(夢を叶えたい)」と伝えたところ、初めて会った担任も、Rちゃんと話したら、こんなにハッキリ将来なりたいものが決まっていることにびっくりしました。一日6時間描いているということにも…僕の立場でこんな事言っていいのかはわかりませんが、学校は無理にくる必要はないなと感じてしまいました。もしも進路に必要な勉強があったら、僕が教えられる範囲で教えますし、他の教科の先生にも頼みますので放課後来れる時にきて、気質の件も理解した上で、少しからでも手伝えたらいいなと思います。そして絵を頑張って夢を叶えて欲しいと思います。と言ってくれました。

学校側も、プリント配布は月1で都合をつけて、出欠連絡も、その他の活動も免除してくれるそうです。

学校の帰り道、先生が本当に興味を持ってくれてたのを感じたRが「Rって先生に恵まれてるよね。頑張ろう…」と気持ちを新たにしていました。そして、お兄ちゃんがRにいつも厳しくアドバイスしてきてくれたから、かなり厳しい講評も大丈夫なことや、絵の学校を私に進めてくれた件に、本当に感謝していました。又兄への愛が深まっていました😍✨(未だに結婚したいくらい好き💕😅)

上の写真は描き始めて3時間位のもの、下の写真は5時間位のところで本気で吐きそうになりながらも、6時間授業で完成させた、石膏像?のリアルデッザン😅✨と美大を目指しているお兄さん達と一列に並べて、その日の先生が講評してくださっているところです🙏😭✨✨

とりあえずはしばらくは、絵の予備校週一、支援教室週一、中学放課後月一、市の教育委員会月一、それ以外の日は4月からは今までより積極的に、一緒に洗い物をしたり、洗濯を干したり、ご飯を作ったり、時々介護も一緒にやってくれています。勉強は相変わらずしないけど、家事ができれば生きていけるねと、相変わらずゆっくりマイペースでのホームスクーリングです。

公立学校との話し合いやルナが道を決断していく仮定など、参考になればと…今は学校に来るべきという時代では全くなくなりましたね😌その分更に狭き道を行く覚悟は必要になってしまうけど…でも最近のRの決心に、この一年のルナの絵に対する真摯さや特性がわかったからか、お父さんも、予備校に行かせて欲しいというルナに、いいよという返事の代わりに、ルナには絵、頑張って欲しいよなと優しく😳OKを出してくれました💗💕

ここだけを書くと元々とても意志のしっかりある子に感じられるかもしれませんが、Rは本来自分を後回しに親や学校、先生がどうして欲しいかなど、自分以外を自然に優先してしまい、自分がなくなってしまいます。そう言ったタイプの子が進路を決めなければならない場合、何度も体験したり、選択肢を沢山準備したり、決めてもすぐ変えてみて良いという環境を作ることが大事だと思いました。本当に自分が居心地が良い場所、自分がやりたい形は必ずあり、最終的にピッタリはまることで意志が決まる。ハマると驚くほどハッキリします。そこにハマるまでは、言い方は悪いですが、おそらく色々とどーでもいいんだろうなと…特に自分の大事な人が喜べばそれが自分のやりたいことだと思ってしまう子だったりもするので…でも本当の芯のところはとてもシンプルでハッキリしているのだなということがわかってきました。

学校に面談に行く際には、JSIRとウィスクの結果を持っていきました。私はどこの機関にも出すようにしていますが、話がとてもスムーズに運ぶなと感じています。

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