この星は廻り続ける。
いろんな概念を
ゆっくりと越えてゆく。

誰かにじゃなくて、
自分へのご褒美。
 
髪を乾かし合いながら
あなたの胸に
背中を預けた。
あなたの掌をくすぐり、
指を絡め
速くなる鼓動に
その手を導いた。

紅く染まっていく私に
あなたの甘い吐息が重なった。