九州自治体のリユース事情

全国の自治体で行われているリユース、資源の再利用の活動。全国の自治体は資源ゴミの再利用や衣類の再利用、家庭から廃棄される食物(食品ロス)を減らす取り組み、家庭の廃油から燃料を作る事業、「まちの修理屋さん」を紹介してゴミを減らす事業などに熱心に取り組んでいます。九州では基本的な取り組み方は大きくは変わりませんが、こんな活動もしています。

北九州市
・イベント時に無料でリユース食器を貸し出す事業や放置自転車の再販売、フリーマーケットやリサイクルショップの紹介など。

福岡市
・3Rステーションでリユース衣類・リユース図書を無料回収し配布、エコフェスタやフリーマーケットの開催など。

熊本県
・使用済み天ぷら油の回収強化等を行う「ストップ温暖化!総ぐるみBDFキャンペーン」を実施し、参加者には「洗剤のいらないエコスポンジ」などをプレゼント。

佐賀市
・ゴミとして持ち込まれた剪定枝を粉砕し、チップとして無料配布し、ガーデニング等に利用してもらう。

長崎県
・古着やぬいぐるみ、文房具などの不用品を集め、NPOが運営するリサイクル事業者(セカンドライフ)を通じて、発展途上国の子供たちにポリオのワクチンを寄付。

鹿児島県
・廃棄される食物を減らそうと、外食の際に食べ残しを減らす方法として「30・10(さんまる・いちまる)運動」を推進。この内容は、「乾杯後30分間<味わいタイム>席を立たずに料理を楽しみましょう。お開き前10分間<食べきりタイム>自席に戻り,残った料理を食べきりましょう」というもの。

宮崎県
ゴミとして廃棄する前に、まずは街の「修理屋さん」に相談して、本当に捨てるのかを再検討しようと呼び掛けています。

日本各地でも様々な取り組みがありますが、リサイクルを呼びかける歌と盆踊りをしている地域も過去にはあったようです。今でも夏祭りで踊っているのでしょうか。

みんながちょっとづつやさしくなれば、毎日の生活がちょっと楽になりますよね。ありがとうって言うとか、ニコっとしたり、駅の階段で蹴らない、とか。私はベランダの雀さんともっと仲良くなろうと奮闘中。最近はカマキリさんともお友達。みなさんはどんな感じかな?