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なぜ北海道で市民ファシリテーターが必要なの?

みなさん、こんにちは。今年の北海道の冬は除雪が追いつかないくらいの大雪です。いかがお過ごしでしょうか。トップの画面にある2/27 全道フォーラムのご案内ができました。こちらからお申し込みできます。https://kitanowa-forum2021.peatix.com/ 

さて、前回の続きです。
なぜ私たちは「北海道で市民ファシリテーターが必要」だと思うか?
なぜ、きたのわがそれに取り組んでいるのか?
それは、
団体のビジョン(目指す社会)につながるからなんです。

2019年7月に東田さんと相談しながら描いたイメージ図
「北海道で市民ファシリテーターを増やそう!『自治への歩み』」

これは市民ファシリテーターの仕組みについて、あーでもないこーでもないと話しながら頭を抱えながら初めて絵に落としてみたものです。

まだ言葉があらあらの状態なのですが、これができてようやっと人に「このイメージ図の市民ファシリテーターの仕組みをいっしょにやってみませんか?」と相談したり説明したりできるようになりました。

「市民ファシリテーターの仕組みは何を目指しているのか?」は、この図に書かれているように、まちのいろんな話し合いが当事者型になっていき、自分たちのまちのことを自分たちで話し合って決めていける地域をつくることを目指しています。

現在のきたのわのミッション(目指す社会の姿)は、「住民が対話を通じて地域やコミュニティの課題を解決していける社会の実現」なのですが、これは市民ファシリテーターの仕組みが目指すことと同じだと考えています。

これはいわゆる「市民自治」とか「住民自治」です。

これまでの10年間も、ここを見据えて講座や研修を道内各地でやってきましたが、講座の開催だけでは自治には手が届かない感じがずっとありました。講座の開催だけではなく、これをまちの取り組みとして継続できる仕組みにしていくための働きかけが同時に必要であることを静岡県牧之原市の取り組みから気づかされました。

でも、牧之原の仕組みがすべてのまちができるモデルにはなりません。そのまちの歴史や文化、行政やNPOや住民、既存の制度が違えば、仕組みの作り方が違う。北海道各地で市民ファシリテーターの仕組みがひろがるためには、それぞれの地域特有の作り方や歩み方を意見交換できたり、相談ができたり、ノウハウが蓄積されたりすることが必要でした。

それが「北海道市民ファシリテータープラットホーム」構想 です。

プラットホームってなんだ?
については次回のnote で。

2022.2.27 
2021年度 NPOファシリテーションきたのわ 全道フォーラム
私たちが住むまちの未来は私たちの話し合いからはじめよう。
~4地域の取組みから「市民ファシリテーター」を考える~
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https://kitanowa-forum2021.peatix.com/ 


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