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マーケティング勉強会を始めました

社内でマーケティング勉強会を始めました。
先日開催した初回は、PEST、5force、3C分析、すなわちマーケティング活動をやる上で絶対に押さえる外部環境分析を実際のケースでやってみようです。

やろうと思った経緯はいろいろあるものの、僕の判断軸としての開始しようと思った経緯についてお話します。

守破離の守に忠実に!

この一言に付きます(笑)。で、詳細は以下。

基本からちゃんとおさえよう
過去の経験から言えるのが、結局基本を押さえないと、ただの担当レベルで抜け出せないというのがあって。一担当のままで良いなら良いのですが、より上の概念で物事を進めたい、事業をドライブしたいなら、基本に忠実に身につけて、そして理解して身についてから自分なりのやり方を見出して欲しいというのがありました。そこまで行ければ自分たちで絵を描いて意思決定できるようになれるのではと考えています。

全体像を把握してから実行できるようになろう
戦略の全体像、すなわち、全社戦略/事業戦略/個別戦略の違い、そこにおけるマーケティング戦略の違いはもとより戦略と戦術の違いを理解した上で、自分たちが行ってる業務はどこに位置づけられているのかを理解して欲しかったのです。また、それは自分たちの立ち位置もそうで、自分たちの事業はどういう社会・業界にいて、お客さんは一体誰なのかを俯瞰した上で戦略/戦術の全体像がわかるようになれれば、より骨太なことが出来るのではと考えています。

マーケティングってそもそも地味かつしんどいのを知ろう
マーケティングとかいうと、割と華やかなイメージに映りがちですが、全然そんなことはなく。ひたすら世の中の事や社内のローデータを集めて、ひたすらそこから言えることを導いて、さらにそこからの実行プランを描いて実施してチェックしての繰り返しで。当然お金もかかるので、予算取りは関係各所とバチバチやりながら進めて。また、実施しても最初からそんなうまくいくこともなく(笑)。

で、実際にやってみてわかったことがありました。

割と環境分析に触れたことがない人が多い
個別の施策担当だと、やっぱり事業創造/構築の経験がない限り全体像を捉えてというのは規模が大きくなると難しいようで、若手ほど顧客や社会をより知ることが出来てよかったという声がありました。

事象の分析になると難易度が上がる
webマーケティングだと割と数字が揃うので、数字から導けるのですが、定性的なことの分析となると何を持って結論まで導くかが難しく、難易度が難しい方に大きくなるようです。

勉強会へのやる気は事業そして自己成長へのコミット度合いを図れる
宿題として、自社で担当しているサービスについて外部環境分析をしてもらうことになったのですが、やっぱり姿勢が全てを物語ると言うか。
何度も何度も組んで見いだせるものを見出して、さらにブラッシュアップするチームが出てきたり、自分のできてないところを自己認識して業務でいしきするようになったり。少しずつ根拠がより深く、言えることも深くなっていっています。質問の量も結局は質につながってきている感じもします。
他の事にも言えるのですが、あっちこっち手を出すのも良いのですが、一つのことをじっくりとひたすら深掘りするのが一番スキルが身につくのはここでも言えるようです。


あと、僕もレビューしたりしながら学ぶことができ、結局自分に返ってくるという主催する側の一番の恩恵が受けてれたりしています。

社外の方も参加OKなので、参加希望の方はぜひご連絡下さい!



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