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22卒大手内定者の私がGDで意識していた5つのこと

このnoteでは23卒就活生に向けて、日系大手から複数内定をもらった私がのインターンシップ、本選考含めて計50回ほどグループディスカッション、グループワークを受けていく中で意識していたことを5つに絞って皆さんに伝えたい。
この記事は

「グループディスカッションに苦手意識がある」
「グループディスカッション選考を突破したい」
「グループディスカッションの攻略法が知りたい」
「グループディスカッション必勝法が知りたい」

という就活生の悩みを解決できる内容になっているのでぜひ最後まで読んでほしい。

グループディスカッションに関しては、たくさんのマニュアル本はあるものの、いまいち正攻法が掴みづらい。また、お題や議論の進め方をあらかじめ準備しておくことができないので、就活生にとっても不安のタネだ。私自身も就活を始めた頃は、GDに対して苦手意識が強く夏インターンのGD選考で落ちてしまった企業もある。

そこで、同じ悩みを持つ23卒の就活生に向けて、少しでも私の経験が役に立てたいという思いで、GD対策のワークショップに参加したり、一回一回のGDから課題を見つけ改善を繰り返していく中で、GDにおいてこれだけは意識しておく必要があると感じたものを5つに絞った。最後の5つ目にはGD必勝法とも言える秘策を書いたので、GDに不安を抱く23卒の就活生は必ず最後まで読んでほしい。

きたむって何者?

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筆者(きたむ)について
私は、現在、同志社大学に通う学生。グローバルを舞台に働きたいという思いで主にメーカー、商社を視野に入れて就職活動を進めた。2020年5月から就活を開始し、本選考は10社に絞ってESを出した。(うち3社選考辞退)大手日経メーカー3社から内定を頂き、*TOPIX core30の大手メーカーへの就職を決意した。
このnoteを使って、悩む就活生に向けて少しでも有益な情報や心構えを自分の体験をもとに発信していく。

*TOPIX Core30は、TOPIXニューインデックスシリーズの一つで、東京証券取引所の市場第一部全銘柄のうち、時価総額、流動性の特に高い30銘柄で構成された株価指数のことをいう


1、「チームメンバーは仲間」

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まず第一に私が意識していたことは
GDにおいて、「同じグループのメンバーは敵ではなく仲間」だということだ。
これは当たり前のように聞こえるかもしれないが、GDは選考の一つとして使われるため、「自分だけ選考に受かりたい」という気持ちでGDに参加すると、まるでチームメンバー全員が敵のように思えてきてしまう。

しかし、考えてほしい。GDのゴールは、「納期までに(時間内に)いかにチーム全員で論理だった結論を出せるか」というものである。GDは会社の会議であり、チームメンバーは同じ会社のパートナーだということを想定している。メンバーを「敵」という認識でGDに挑むと、どんなに優秀なメンバーの集まりでも、どんなにいいアイデアが出たとしても、意見がぶつかり、議論が前に進まないで終わってしまう。
「GDのメンバーは仲間」という意識で全員で受かりにいくことを目標にGDに臨むことで、メンバーそれぞれの良さを見つけて活かし、議論を前に進ませることができるだろう。

2、「時間が迫っていても焦らない」

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GDの結論が時間内に出すことができないという経験をしたことをがある就活生もいるのではないだろうか。私自身も大切な選考という場でも何回か時間が足りなかったという苦い思いをした。

これは就活中に、デンソーの人事の方に聞いた話だが、グルディスは学生の本性を見るために、わざと時間が短く設定されているそうだ。時間を短くすることで就活生に強いプレッシャーを与えている。人間は追い込まれた時に本性が出やすい。採用担当からするとGDは、その人の本性を見れる絶好の機会なのだ。

そのため、この記事を読んでいる就活生には、「時間が迫っていても焦らないこと」を意識してGDに臨んで欲しい。時間が迫り、チームメンバーが取り乱している時こそ、冷静さをアピールできるチャンスなのだ。

3、「常にメンバー全員の認識を揃える」

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3つ目に私が意識していたことは、GD中は、常にメンバー全員の認識を揃えることだ。
人は、他人の話を、無意識に自分の経験を元に理解している生き物だ。ディスカッションはコミュニケーションの最高峰の形である。GDのメンバーはみんな初対面で、それぞれ違うバックグラウンドを歩んできた人たちだ。中には幼少期を外国で過ごしたという人もいるだろう。多種多様な人々が協力しあい一緒になって結論を出すことが求められるGDにおいて、議論を円滑に前に進めるためにも、常に自分の認識とメンバーの認識が揃っているのかを確認することは大切である。

「今のってこういう認識であってますかね?」
「この議論のゴールって何でしたっけ?」
と発言することで、逸れたや議論を戻してあげる。これによって、メンバー全員の認識をすり合わせることができ、議論が円滑に進むだろう。

4、「とにかく楽しむ」

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次に私が意識していたことは、シンプルだがとにかく「楽しむこと」。初対面の人たちと、あるテーマについて深く話し合うのは、珍しい経験だ。他人とさまざまな意見を深く交わす機会は、自分の知識を深める機会でもある。その経験ができることを、わくわくしながら楽しむことが大切である。

「楽しもう」と思うのは、積極性の原点であり、楽しもうと思えば、自然と明るい雰囲気が出て、にこにこできる。積極性があるから、自分の意見を言いやすくなったり、他人の意見を聞きやすくなったりする。発想力も強くなり、意見やアイデアも生まれやすくなるでだろう。楽しもうとすると、プラスの波及効果が最大限に発揮される。初対面の人と議論を交わせる機会を、純粋に楽しもう。

5、GD必勝法「進んで書記をやる」

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最後に実践に使える、私が就活中にデンソーの採用担当の方から教えていただいたGD必勝法を紹介したい。
「GDで進んで書記をやること」だ。そこで、書記をやることで得られるメリットを3つに絞ったので、最後まで目を通して欲しい。私は、自ら進んで書記をやるようになってからGD選考で落ちたことはない。
就活生は騙されたと思って実践してみてほしい。

GDで書記をやることのメリット
1、メンバーに好かれる
2、議論の展開を俯瞰、修正できる
3、発表する際に有利

①メンバーに好かれる

書記は、司会の役目であるファシリテーターほど人気なく、みんなの議論をまとめながら議論にも参加しなければならない、いわば”面倒くさい役職”である。そんな”面倒くさい”役職を自分から進んで買ってでることで、チームメンバーからは面倒くさい役職をやってくれる”いい人”という印象がつく。チームメンバーに好意を持ってもらうことでGDはずっと進めやすくなるだろう。また、採用担当に「協調性」「積極性」があると印象づけることができる。

②議論の展開を俯瞰、修正できる

GDで書記をやることのメリット②は書記という役職に就くことで、グループディスカッションの議論の全体図を把握できることだ。書記は、議論の方向性を掴み、メンバーそれぞれの意見を簡潔かつわかりやすく書き留める必要がある。同時に常に議論の展開を整理しながら、メンバーの意見をしっかり聞き取ることが求められる。
そのため、議論の内容が議題から逸れた時や、メンバーが筋違いな意見を出した時に即座に指摘し、修正することができる。他のメンバーは自分の意見にばかり集中してしまうことがあるため、議論の展開を修正することで、議論の全体図を把握できていると評価される可能性がある。

③発表する際に有利

良いドキュメントは良い発表につながる。グループディスカッションの終わり際、一番議論の展開を把握し、頭の中で整理できているのは誰か。最初から最後までメンバーの議論を結論までまとめ、書き留めていた「書記」だ。
そのため、書記は、自分の頭の中でまとめた結論をそのまま発表することができる。他人がまとめたドキュメントを使って発表するよりも遥かに発表のハードルが低くなり、自分の好きなように自分の言葉で、わかりやすく発表することはできるのは書記をやることの大きなメリットの一つだ。

まとめ

最後まで読んでくれてありがとう。ちょっとでも有益な情報だと感じた方はスキを押して、フォローしていただけると嬉しい。

今回のnoteでは、インターンシップ、本選考含めて計50回ほどグループディスカッション、グループワークを受けていく中で特に意識していたことを5つに絞って紹介した。最後には実践で使えるGD必勝法という形で「書記をやるメリット」を紹介した。少しでもGDで悩んでいる就活生の役に立てば嬉しく思う。

過去のnoteで、大学のキャリアセンターをオススメする理由やオススメ就活Youtuber3選なども紹介しているので就活生は絶対目を通しておこう。

今後も続けて、就活生に向けて少しでも有益な情報や心構えを自分の成功体験をもとに発信していく。就職活動は誰もが通る大きな試練だ。プロフィール欄に私のメアドを乗っけているので悩んだときはいつでも連絡して私を頼ってほしい。微力ながら頑張る就活生を全力でサポートしたい。

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