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指定管理業者とは?

こんにちは、理事長の青柳です
今週から始まりました、理事長が父母会からの質問に回答する「うさぎっ子クラブなぁぜなぁぜ?」のコーナーです 笑

NPO法人うさぎっ子クラブは、北本市事業の請負業者

うさぎっ子クラブ独自の運営ではありません

NPO法人うさぎっ子クラブは、北本市が行なっている「公設学童保育サービス」の運営を請け負っている事業者になります。ですので、北本市の運営方針(仕様)に沿った形で学童保育運営をしています。ですので、できること、できないこと、が色々あるのです。全て理事長の一存で決まるわけではありません 笑

指定管理業者とは?

つまり、単なるいち請負業者です。以下のページに、北本市の指定管理事業者の一覧がありました。

北本市からすれば、サービスを代行してもらえれば良いわけです。一般的な視点で言えば、仕事を発注する上では、以下のようは観点があるでしょう。

  • 仕事内容が良い

  • 金額が安い

つまり、次期選定で外れる可能性もあります

例えば、街路樹の剪定をするという仕事を発注するとします。以下のような二社が名乗りをあげたとしましょう。

  • A社:今までずっと事業者だった。安定の仕事内容

  • B社:新たに参入してきた事業者。A社よりも安値

A社よりも安値で提案してきたB社がいた場合どうなるでしょう?予算を抑えたいという意味では、発注先はB社になるということは十分考えられますね?

これは、学童保育についても同様の状況です。次期の指定管理業者選定において、NPO法人うさぎっ子クラブが落選するということは、十分ありうる話なのです。

うさぎっ子クラブの歴史を振り返る

ここで、少しうさぎっ子クラブの歴史を振り返ってみましょう。

保護者の有志が昭和50年に始めた

なんと、北本市の学童保育は昭和50年(1975年)に、保護者の有志団体としてスタートしています。約50年続いているということ、そんな昔から学童があったというのも驚きです。私は鴻巣出身でしたが、子供の頃学童ってあったかな?、少なくとも私は小学校一年生から鍵っ子でした。

北本市連絡協議会となる

各学校でバラバラに存在していた学童保育ですが、「北本市連絡協議会」という名のもとに共同体になります。EU みたいなもんですかね?このあたりから、個別の学童の話から、北本市全体の学童をどうしようか?という感じにシフトしていったんだと思います(推測)

ちなみに、北本市連絡協議会とは、法人でなく任意団体でした。この頃から公設民営の運営となり、北本市の補助金はいただいておりました。

指定管理制度導入とNPO法人化

北本市の指定管理制度導入に伴い、個人組織に補助金を投入するというのが難しくなりました。そこで、2011年にNPO法人格を取得し、現在のNPO法人の体制になりました。今のところ現在まで、指定管理者を外れたことはありません。

うさぎっ子クラブが指定管理事業者なったほうが良い理由

ついでに、うさぎっ子クラブが指定管理事業者になるべき理由を挙げていきます。

大規模学童運営のノウハウと支援員体制

ここまでの運営規模の学童というのは、そう多くありません。ですので、事故なく運営していくには、それなりの保育ノウハウを持った支援員必要です。また、運営にあたって欠かせないのが支援員の数です。現在の支援員数は、正規、非正規含めて軽く100名はいるでしょう。これだけの人員を揃えていくのは大変なことです。

そもそも、うさぎっ子クラブのほうが先

というわけで、実は行政が学童保育サービスを提供する遥か昔から学童保育を運営しているのがうさぎっ子クラブなのです。行政が必要性を感じて、後からついてきた感じですね。自分たちがやっていたはずのサービスが、いつの間にか行政に取り上げられたというのはおかしな話です。

本部体制

学童に共通する課題、各学童では対応しきれない問題は本部で対応しています。大規模化の中、現場の支援員の負荷を軽減し、できるだけ子どもたちにかける時間を増やせるように努力しています。

保護者運営

何を隠そう、理事長青柳も学童利用の保護者です。うさぎっ子クラブはスタートから一貫して保護者と共に運営する体制を貫いています。一般的な株式会社などの法人では、どうしても利益優先の運営になってしまいます。しかし、保護者運営のNPO法人であれば、利用者ファーストの運営方針を維持していくことができます。

というわけで

今回は「指定管理とは何?」という利用者の皆様の疑問に回答してみました。不定期ですが、いろいろな疑問にお答えしていこうと思います。

これからも、保護者と一丸となって運営しているNPO法人うさぎっ子クラブの応援をよろしくお願いします!

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