頭の中でけテぶれフェスに行ってみた【ポスターセッション】
ALLけテぶれFesta開幕!
ということで本日、ALLけテぶれFestaが開幕しました!
葛原所長によるけテぶれ・QNKSの模擬授業を受けられたり、全国各地にいらっしゃるけテぶれ実践者の方々がポスターセッションを発表したりと、かなり濃密な時間になっていることでしょう。
残念ながら私は参加することができなかったのでモヤモヤしていたのですが、ある記事を見てこれを書くことを決意しました。
「行けなければ勝手にやっちゃおう」
ということで、1学期に取り組んできたことを「けテぶれフェスに行き、ポスターセッションをかましてきた」体でまとめていこうと思います。
シコウを巡らす授業実践(思考・試行・志向)
1年を通した実践にしたい
今年度が1年を通した実践としては初めてです。
ですので、この実践でどこまで子供たちと共に成長していくことができるのか楽しみにしていました。
シコウツールを思考する
この実践を行うにあたり、欠かせないのが3つのシコウツールである
けテぶれ・QNKS・心マトリクスです。
この三種の神器を使いこなすことができれば、
「自立した学習者」を目指していくことができると考えました。
教室の後ろにはけテぶれ・QNKSを、
教室の前には心マトリクスを掲示し新学期の準備を整えました。
シコウツールを試行する
準備ができれば、あとは実践あるのみ!
さまざまな実践に取り組んでみました。
・宿題・家庭学習のけテぶれ
・授業中のけテぶれ・QNKS
・漢字けテぶれ
・生活けテぶれ
・大計画シートの作成
・1週間(1ヶ月)の大分析
・星の蓄積(学びの経験値)
・学びのセーブデータ(フィードバック)
・あのね日記(とんさん@tonteacher_ 実践)
・心マトリクスを用いた道徳
・心マトリクスに自分たちの気持ちを書き込み
様々な取り組みの結果、
+(手応えを感じたところ・よかったところ)
・ほとんどの子が夏休み前の漢字50問テストで合格点をとることができた。
・自分の生活を見直し、より良い生活をしようとする子が増えた。
・1週間のふり返りで、始めは一行も書けなかった子が、1学期終わりにはA3用紙いっぱいにふり返ることができた。
・友達の取り組みを参考に自分の取り組みを改善することができる子が増えた。
・心マトリクスを日常的に使う子が出てきた。
・自由進度学習を実施し、よりよく学びを進めようとする子が出てきた。
−(うまくいかなかったところ・失敗したところ)
・ゆるアツの比率が1:9ぐらいの、アツアツな指導をしてしまったところ。
→追い込みすぎて疲れてしまった子もいたと思う
・一部の取り組みがなあなあになってしまっている。
→星の蓄積で学びの可視化を図りたかったが、こまめにやっている子は一部…
・学習のサイクルがうまく回せず、思ったような成果(得点)をとらせてあげられなかった。
→環境の整備不足?子供たちを信じて任せるところが中途半端だった
・宿題・家庭学習の提出率がイマイチだった。
→何のためにやっているのかが分かっていない?
と、「うまくいった!」と言うには程遠い結果となってしまいました。
シコウツールを志向する
とはいえ、子供たちには
「自分で学ぶとは何か」
「なんのために学ぶのか」
「そのために何を使えばいいのか」
は少しずつ伝えられているのではないかと思います。
この夏休みは、葛原所長の自由進度学習講義を聴きつつ、
様々な書籍からインプットをし2学期に備えていきたいです。
そのためにもけテぶれ・QNKS・心マトリクスの解像度を上げ、
「自分が自分であるとき最も輝く」の信念のもと、
ゆるアツな学級経営ができるよう精進していきます。
とりあえず、当面の目標は書籍化(?)した心マトリクス講義を読み進めることを頑張ります。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これにて「勝手にポスターセッション シコウを巡らす授業実践」
の発表を終わらせていただきます。
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