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株式会社ウニベルサーレを設立しました。

お世話になっているみなさまへ

ご報告です。

2021年4月1日に「株式会社ウニベルサーレ」を設立しました。

https://universale.co.jp

ウニベルサーレとはイタリア語で「宇宙」。フットサルの世界ではあらゆるポジションを高いレベルでこなす究極のユーテリティープレーヤーをこう呼びます。メディア界のウニベルサーレとして、あらゆることをワンストップで行えるようになりたいと思って命名しました。

「日本一のスポーツライターになる」という目標に向かって、がむしゃらに目の前の仕事をやってきました。たくさんの方にチャンスをいただいて、ここまでくることができました。今回プロフィールを作るにあたって数えたら著書は20冊以上、構成は30冊以上ありました。

ただ、仕事をしていく中でどこかに「このままでよいのか?」という気持ちがあったのも事実です。プロ選手だったわけでもない。指導者経験もない。オタクともいえない。果たして、自分はどこまで、いつまでコンテンツを生み出し続けられるのか、と。

そんなタイミングでフットサル仲間で元ホリプロのスポーツ担当だった飯田修平さんが立ち上げたポリバレント株式会社に誘ってもらいました。ポリバレントという受け皿ができたことによって、僕自身の仕事の幅は大きく広がりました。簡単にいえば、個人でやる仕事からチームでやる仕事が増えていきました。

僕の好きな言葉にアフリカのことわざで「If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together. (早く行きたければ、ひとりで行け。遠くまで行きたければ、みんなで行け。)」があります。

本当にありがたいことに、今、僕には心強い仲間がたくさんいます。文章が書ける人も、人脈を持ってる人も、PRがうまい人も、デザインができる人も、サイトを作れる人も、映像が撮れる人も、SEOに詳しい人も、お金に強い人もいる。大げさではなく、このメンバーだったら何だってできると思っています。

ここ10年ぐらいでメディアを取り巻く状況は大きく変わっています。これまで中心的存在だった新聞、雑誌、テレビといったマスメディアは、スマホの普及に伴ってどんどんWEBにシフトしました。何十年に1回のパラダイムシフトの真っ只中といえるでしょう。ただ、メディアの本質が変わったわけではない。

「情報を求める人へ、最適な形にパッケージして、あらゆる方法で届ける」。

僕自身はメディアの役割をこのように定義しています。爆発的に情報が増えている時代だからこそ、切り口を考えたり、わかりやすく整理したり、真贋を見極めたりするメディアのスキルのニーズはむしろ高まるはずです。

38歳での起業はちょっと遅いのかもしれません。経営者として頑張っている友人たちに比べれば完全な周回遅れです。それでも、僕は挑戦したい。やらなかったことを後悔するぐらいなら、やって後悔したい。せっかくだったら、みんなで、もっと遠くへ行ってみたい。

僕の独立したいという気持ちを理解し、応援してくれたポリバレント株式会社の飯田社長をはじめ、今回の会社設立に関わってくださったみなさまに、改めてお礼を申し上げます。これからも北健一郎を、そして株式会社ウニベルサーレを、どうかよろしくお願いします。

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