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対話道の探究(9、あなたがいるということ)

先日、テレビ番組「LOVE LOVE あいしてる」の
最終回・吉田拓郎卒業スペシャルが放映されていた。

吉田拓郎さんとKinKi Kids、篠原ともえさんを中心に
ゲスト数名を迎えてトーク&セッション
をするという内容

ずいぶん前にやっていたこの番組、知ってたけど
たしか夜遅くのプログラムで、
当時、私は夜・・・とにかく頭痛に悩んでいることも多かったから
しんどくて、
ほとんどリアルタイムで観ることはなかった。

今、自分がここまで生きてきて、音楽への興味はつきないし

あらためて吉田拓郎さんという人を、
少しでも知っておく機会かもしれん・・・と思って録画して視聴。

みんなが尊敬する人って
キャリアとかジャンルを越えて
自分と関わる人からいろんなことを吸収され、学ばれるんだなあ
・・・というのが一番の感想。

今回の番組のために
吉田拓郎さんが作詞、KinKi Kidsのお二人による作曲という
「Sayonara あいしてる」
が最後に演奏されていた。

セッション前のトークで、吉田拓郎さんが
「光一と剛が、俺に(曲を)書かせているんだよ」
「まちがいなく俺に詞を書かせている」
「二人は大きい存在なんだよ」
等の言葉を、感謝の気持ちといっしょに贈られているのが印象的だった。

↑↑これを、勝手に私が変換したのだが笑↓↓

「あなたたちが誰かを動かしているということを忘れないでほしい」

ということでもあるのかな、と。

上の言葉の後に、
これからもどんどん自分のテリトリーを広げてがんばってください、
という吉田拓郎さんの言葉があったので。

誰かに影響を与えているとか、手応えを感じるとかって
アーティストでも、いわゆる一般の人でも
日常にうもれると、見えづらいところ。

自分と誰かが存在していて
互いが互いを動かしている

ときには望まない相手だったりするが笑
それでも何かしらの影響を与え合っていて
それを力にして前に進んでいく。

それを知ると知らないとでは
先々だいぶ差が出るだろう・・・

コーチングセッションのときにも
それ以外で誰かと関わるときにも
聴き手(対話の相手)として、しっかり認識しておきたいこと。
そして、伝えられる存在でもありたい。

この言葉を受け取ったKinKi Kidsのお二人にとっても
大きな財産になったのだろうし
きっと、これからのご縁にも、伝えていかれるんだろう。


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