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「トランプ氏、帝国放出の危機-商業用不動産不振で多額の損失不可避か」

【冒頭部引用】
→ソーシャルメディアの共同創業者ら、トランプ氏を訴え-合併遅延か
→ニューヨーク州司法長官、支払い不履行なら資産差し押さえの用意
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-29/S9MVMST0G1KW00
【引用終了】

とっくに気付いていたのだが、民主主義が破綻しているのは明らかだ。それはアメリカでも日本でも同じだろう。
この記事を読んだとしても、地域社会が不安定な時代には「最高権力者が定期的に入れ替わる制度」は、あまり合わない。
民主主義は、基盤的なシステムだし効果的に機能する割合が多いが、いつでも「システム的に起因する衆愚」と「対立軸になる専制国家の指導者」への対応に弱点があるのは明白だ。

だから、善悪二元論ではなく「最適化」が世界の体制の中軸になるのが望ましいし、文化圏で言えば「第三勢力」であり、且つ世界宗教文化を機軸にした体制が「平時」と「混乱期」の双方に「適切なグレーゾーン」をもたらしてくれるのだろうと考えられる。

もう、トランプのポピュリズムにはこりごりだし、日本もその時期明らかに虚偽答弁を繰り返したトップによって、政治家は平然と虚偽の発言をする事に一寸の疑念も抱いていないように見える。
この、儒教規律で「法的拘束力」より「空気感での制裁文化」が基本の地域ですらこうだ。手に負えないな。次のシステムを模索するほかないだろう。

明らかに、世界の民主主義は行き詰っているのだから。そして、日本に民主主義が根付くことは、この先ほぼ可能性として「ゼロに近い」だろう。そもそも、民主主義が適正に運用されたことがないのだから。

※写真は、妻がNYに出張に行ったついでに古いiPhoneで撮影したもの。(2017)