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東京2020五輪マラソンのテスト大会“マラソンフェスティバル2021“が5月5日に札幌で開催 その1

 ※タイトルに使用した画像は札幌市内に掲示されている東京2020聖火リレーの告知ポスターです。

 東京2020組織委員会は2021年8月に行われる東京オリンピックのマラソン競技のテストイベントとして「札幌チャレンジハーフマラソン 2021」と「札幌チャレンジ10K 2021」を2021年5月5日(水・祝)に行うと発表しました。

 テスト大会は会場準備、選手・スタッフの導線、交通規制、沿道整理など大会運営の訓練、課題の確認としても貴重な機会ですが、新型コロナウイルス対策とその検証について関心、注目が高まると予想されます。

 新型コロナウイルスへの警戒が強まり「さっぽろ雪まつり」の開催が中止に向かうといった情勢の中での今回の発表には五輪開催を不安視する声の高まりなどもあり、懐疑的、否定的な見解が広まっている点は否定できません。

 「オリンピックがやってくる」「オリンピックコースで市民も参加したランニングイベントが開催される」となれば従来なら「胸踊る」お知らせと受け取られてもいいはずですが、そうならないのは新型コロナウイルスへの不安の大きさ、深刻さを裏付けているのだと思います。

 ※コースに関しては若干の変更がありますが別の項目で取り上げていますので参照ください。

 ハーフマラソンは海外を含めたトップランナー男女80人。テンケー(10キロ)には市民ランナー2500人程度が参加でき、2021年2月をめどにエントリーを始めたいとしています。

 いずれも世界陸連(WA、ワールドアスレチックス)に認定された札幌の東京五輪マラソンコースを利用した日本陸連公認コースとなる予定です。

 どのようなトップ選手が出場するかはこれからになりますが、五輪の日本代表選手が「試走」で参加する可能性はありそうです。海外の代表選手についても門戸を開く方針です。

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