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「空き家問題」と向き合ったら、自宅を「古家の展示場」にする事になった話

自宅を「展示場」にする事にした。
いきなりそんな事を言われて「一体何?」と思うだろう。

私は、本業の傍らで

「空き家問題の解消」
「古家の価値見直し」

の為、日々活動をしている。

具体的な活動としては

・築40年の家をDIYで魅力的な空間へと変えていく
・その内容をSNSで発信。問題と解決方法の共有
・段階毎に書籍にまとめて販売
・その内容を深掘りするセミナーの開催

といった内容。

はじめは
「こんな古くて映えない、流行ってない家に誰が興味持つんだろう?」
と自分で計画を立てておきながら、そんな心配ばかりしていた。

当然、はじめは全く相手にされなかった。

それでも諦めずに、潜在的に存在するであろう
「今現在住んでいる、又は将来住むかもしれない古い家のデザインが嫌い」という人に向けて「お役立ち」の一心で、アイデアを絞り出し発信を続けた。

予感は的中した。

「古い家が嫌いだったが、好きになった!」
「気持ちが前向きになって、行動を起こすことが出来そうです!」
「これから住む家が嫌で嫌で・・。でも救われました」

といったコメントが多数寄せられる様になったのだ。
古い家や空き家を、どうしたら良いのか分からないという方から

「参考になる!」
「相続した空き家を活用してみようと思う」

とのコメントを沢山頂いて、自分のやっている事が
「誰かの役に立っている」という事を強く実感した。

さて、
そもそも何故、空き家・古家を取り上げようと思ったのか。
について触れて行きたいと思う。

まず、全国に空き家が850万戸もあるという衝撃の事実を知った事。

空き家の数は毎年約5万戸ものペースで増え続けており、
現在日本には850万戸以上もの空き家があるといわれている。

さらには、そんな現状があるにも関わらず、
新築住宅はどんどん増え続けている事への不安と焦りを感じた事。

こんな状態がいつまで続いて、これから先どうなってしまうのだろう。

勿論、悪い話ばかりでは無い。
最近では、空き家を活用している人が少しずつ増えている様に思う。

テレビやSNSでも活用している人を、多く見かける様になった。

ただ、活用している人は居ても、多くが投資用か事業用だったりする。
活動自体は、空き家を活かして、とても素敵な活動だとおもう。

しかし、これだけだと「空き家に住みたい」と思う人は増えない。

空き家を本気で無くそうとするならば、そもそも
「空き家・古い家に住みたい、魅力的だ」と思う人の総数を増やさなければ、中々進まないと思っている。

「家が欲しい」と考えたときに

「空き家・古家が真っ先に新築と肩を並べて頭に浮かぶ」
様な仕組み・価値観を創造しなければならないのでは無いか。

その為には、新築には無い「古家・空き家の魅力」を実体験を元に発信して伝えなければならない。

「古いからこそ」な素敵なデザインを実践しなければならないし、とにかく「簡単」である必要が有る。

その工程や暮らしぶりを発信して、「楽しそう」「ワクワクする」と感じて貰えなければならない。

「これなら自分にも出来そう」

「空き家・古家が嫌いだったが好きになった」

「新築には無い良さがある」

「手間を私も楽しみたい」

「この方法なら、経費を節減できて豊かな暮らしが出来そう」

「老後の資金問題も解決できる」

など、空き家・古家でしか実現出来ない「価値」を伝え続けること。

そして、現時点でその事を一番分かりやすく伝える方法が
自分自身が「実際に問題を解決した」家を見てもらう事だと感じた。

現在、自宅公開セミナーでその魅力を伝えているものの
「より多くの人に伝える」為には、もっと気軽に足を運ぼう!
と思える物で無ければならない。

多くの人の「価値観」を変え、私自身の暮らしを豊かにしてくれた
「築40年の古い家」の展示場、近日オープンです。

このNOTEでは、今後も「空き家問題解決への挑戦」と「古家活用の実例」をテーマに記事を書いて行きます。

「私もそう思っていた!」

といった共感を始め

「別に共感はしないけど、必要だという気はしている」や、
「私には関係無さそうだけど、やっていることは面白い」

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